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2011-08-22

まんべくんの本当の仕掛け人

昨今話題になっているまんべくん

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まんべくんtwitter中の人は株式会社エムの佐藤健次郎氏であり、まんべくんの仕掛け人とも言われている人物だが、実はまんべくんの本当の仕掛け人は佐藤健次郎氏ではないのではないかと私は考えている。

株式会社エム
http://mltd.co.jp/

佐藤健次郎氏
http://twitter.com/#!/mltdken





人気沸騰「まんべくん」の仕掛け人/佐藤健次郎さん from north style
http://www.northstyle.jp/features/detail.asp?id=138

f:id:dera1111:20110822233418j:image

一部文章を抜粋すると

09年の秋のこと。まんべくんに「出会った」。(中略)半年の交渉の末、ようやく運営を任されることになった。




こちらの記事によって多くの人がまんべくんの仕掛け人は佐藤健次郎氏だと思っているし、実際にまんべくんの商標利用権を委任されたのは佐藤健次郎氏が代表取締役の株式会社エムなので、形式上はそれで間違いない。




私も最初はそう思ってたのだが、いろいろ調べてみると状況は少し違うようだ。




ということで、まんべくんマーケティングを順を追って紐解いてみようと思う。




上の記事によると、佐藤氏がまんべくんに出会ったのは2009年の秋のこと、つまり2009年9月〜11月くらいだろう。

運営を任されたのはそこから半年の交渉の末のこと、つまり2010年3月〜5月くらいだろう。




さて、いきなりだが、まんべくんマーケティングはスタートが肝心というか、スタートが全てだと思う。




では、そもそもまんべくんに注目したのは本当に佐藤健次郎氏なのだろうか?


色々調べた結果、私の推測では答えはNOだ。



上の記事から佐藤氏の略歴を追ってみよう。

長万部高を卒業後、自衛官に。退官後に地元の菓子店「青華堂」に入社。広告宣伝などを担当した。2010年3月に株式会社エムを設立。「まんべくん」のプロモーション戦略、活動を展開している。


タイミング的にも、株式会社エムとはまんべくんマーケティングを行うために設立されたのではないだろうか。

では、なぜマーケティングを行うための会社を新たに設立する必要があったのか、それは後ほど説明する。





ここで青華堂という企業名が出ているが、どのような会社なのか?

青華堂
http://www.seikado.net/

長万部町にある菓子店である。

驚くべきは、お世辞にも栄えているとは言えない長万部町の一菓子店のサイトとしてはかなり立派なサイトということ。

これはあくまで私の予想だが、青華堂インターネット事業部と株式会社エムは関係していると感じる。




青華堂を探ってみると一つの興味深い事実が判明する。

青華堂の人気商品であった「コーキーズクッキー」が2010年4月にコーキーズインターナショナル株式会社なる企業に製造販売移管されている。

http://www.seikado.net/html/news4.html#post-300

プレスでは商品管理体制強化のためと書いてあるが、この辺から徐々にまんべくんに関係する空気が流れ始める。





コーキーズインターナショナル株式会社とはどのような企業だろうか?

コーキーズインターナショナル株式会社
http://cowkeyscookies.com/

コーキーズクッキーTwitter
http://twitter.com/#!/cowkeyscookies

ご覧の通り、コーキーズクッキーのみを製造販売している菓子店のようだ。




が、よくよく見ると実は実在する菓子店ではない

住所を見ると「北海道札幌市豊平区平岸1条7丁目4-8」となっている。

グーグルマップで見れば一目瞭然だが、この住所には普通のアパートが建っている。

私は関東にいるため確認しには行けないが、入居募集も行っているようだしアパートのままだろう。

そして、皆さんはこの住所で気付いただろうか?



株式会社エムの所在地は…

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北海道札幌市豊平区平岸1条7丁目4-4

距離にして約50mしかない。

さらに、コーキーズインターナショナル同様にこの場所にも居住用マンションが建っている。




これは偶然なのだろうか?

その答えはコーキーズインターナショナルの代表取締役をみれば一目瞭然だ。

敏腕経営者が語る私の30代 第48回 コーキーズインターナショナル株式会社
http://in-shoku.info/30/


代表取締役 佐藤公紀氏

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佐藤、そして、この顔、皆さんはどう感じるだろうか?

私はどう見ても佐藤健次郎氏と血が繋がっているとしか思えない。

ネット上でも噂になっていたので、コーキーズクッキーTwitterに血縁関係の有無を直接聞いてみたのだが、返答はなかった。



上の記事やプレス等を見ると、この佐藤公紀氏は前述の青華堂の元ナンバー2であり、コーキーズクッキーの生みの親なのだ。

ちなみに、コーキーズクッキーの名前の由来は「公紀」から取ったのかと思ったら、「牛が鍵を握る=Cow Key」かららしいw



この佐藤公紀氏を調べると、今までモヤモヤしていた謎が一気に解決していく。



そして、この佐藤公紀氏こそが、まんべくんの本当の仕掛け人なのではないだろうか。




2006年に佐藤公紀氏はコーキーズクッキーを開発する、元々売れ行きは順調だった様子。

http://www.seikado.net/blog/wp-content/uploads/doushin.jpg

社員3名とあるが、渡部節子代表取締役、佐藤公紀経営企画部長、佐藤健次郎氏の3名が社員扱いなのか?


そして、この記事の直後から、佐藤公紀氏の活動が一気に加速を始める。


2009年6月に佐藤公紀氏はコーキーズインターナショナル株式会社を設立する。

しかし、前述の通り、このタイミングではコーキーズクッキーの販売移管は行っていない。



そして、2009年9月に私が佐藤公紀氏こそがまんべくんの本当の仕掛け人だと思う出来事が発生する。


青華堂から「萌えプリン」が発売されるのだ。

発売と言っても、新発売ではなく、元々販売していた「ミルキーゴールド」というプリンを美少女キャラクターパッケージで発売したのだ。

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記事の一文をよく見て欲しい。

取締役経営企画部長の佐藤公紀さんは商品をもっと別の角度から売り込もうと考えた。
今話題になっているのは、ゆるキャラ萌えキャラ」。




佐藤公紀氏を仕掛け人と仮定すると、色々な点が一気に繋がってくる。



私の推測も交えつつ、時系列順に追ってみる。



2006年6月 佐藤公紀氏が青華堂でコーキーズクッキーを開発

2009年6月 佐藤公紀氏がコーキーズインターナショナルを設立、恐らく同時期に萌えプリンやまんべくん利用の着想を得る

2009年9月 青華堂から萌えプリン発売、同時期に佐藤健次郎氏がまんべくんの商標使用の交渉開始

2010年3月 佐藤健次郎氏が株式会社エムを設立、同時期にまんべくんの商標使用権を取得

2010年4月 コーキーズクッキーの製造販売が青華堂からコーキーズインターナショナルへ移管

2010年10月 株式会社エム及び佐藤健次郎氏がまんべくんTwitter開始




まんべくんは毒舌な地方自治体公式アカウントとして人気を博したわけだが、ここから様々な問題点がみえてくる。



現在長万部町への問い合わせが出来ないため、確定情報ではないのだがまんべくんの商標使用の許可について。

長万部町長は白井捷一氏だが、その白井氏の選挙対策本部長が佐藤一雄氏であり、佐藤一雄氏が佐藤健次郎氏の親ではないかという情報が流れている。

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まんべくんTwitter地方自治体公式キャラクターらしからぬ毒舌とツイート数で人気を博したが、公式キャラクターだからこそ人気が出たのだと思う。

親のコネクションでまんべくんの商標使用権を取得すること自体はボランティアであれば問題ないと思うが、後に書く推測が正しい場合問題である。



また、まんべくんTwitterでは、長万部町のオススメ商品として萌えプリンとコーキーズクッキーを推しているのだ。

佐藤健次郎氏が社員だった青華堂の萌えプリンと兄と思われるコーキーズインターナショナルのコーキーズクッキーをだ。





結論の前に、仮定をまとめると。

1.まんべくんの仕掛け人は佐藤公紀氏である。

2.佐藤健次郎氏と佐藤公紀氏は兄弟であり、佐藤一雄氏は親である。

3.株式会社エム、コーキーズインターナショナル株式会社はまんべくんを上手く活用するためだけに作った会社である。



上記3点に関しては、裏付けをとれていない私の仮定だ。

その仮定を前提として、まんべくんマーケティングの全容を私なりに推測してみた。




■□■結論■□■

佐藤公紀氏はまんべくんを活用して、青華堂のコーキーズクッキーと萌えプリンの宣伝をしようと考えた。
幸い親が町長の選対本部長であり、さほど利用されていないまんべくんの商標使用権を取得することは難しくない。
しかし、自分がまんべくんを使って自社商品のプロモーションを行うのは問題になりそう。
そのため弟の佐藤健次郎氏を代表取締役とした株式会社エムを設立して、まんべくんTwitterを開始する。
また、同じメーカーの商品ばかりオススメするのも問題になりそうなので、コーキーズクッキーは名目上コーキーズインターナショナル株式会社を設立して移管。
長万部町の印象などは二の次であり、まずは膨大なツイート数と毒舌キャラでまんべくんのキャラクター確立を狙ったところ、上手く人気が出た。
人気が出たところで、長万部町のオススメ商品として萌えプリンとコーキーズクッキーのプロモーションを実施。





以上が私の推測だが、この推測が正しい場合、様々な問題が発生する。

ちなみに、コーキーズインターナショナルが名目上と書いたのにも理由はある。

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コーキーズインターナショナルは元々本社所在地は前述の札幌の住所だが、工場の住所は青華堂と全く同一の住所なのだ。

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ところが、なぜかこのことがネット上に出てきたところ、すぐに工場の住所は削除された。


さらに予測すると、株式会社エムとコーキーズインターナショナルの住所は単に佐藤健次郎氏と佐藤公紀氏の自宅の住所なのではと思ったりもする。



話が逸れたが、上記推測が正しい場合、長万部町の公式キャラクターであるまんべくんを利用して、自身に関連する商品の売上向上を図ろうとしたことになる。

地方自治体の公式キャラクターを利用して関連企業を儲けさせることは、もしそうなら問題だと思うし、それに町長も関係していたら大問題だ。


だが、この問題に関しては、本来であれば我々部外者ではなく、町民の方々や町議会野党が声をあげるべき問題なような気がする。

確かに長万部町は有名になったし、一時的な人気は出たかもしれないが、上記推測のようなグレーな部分を払拭しなければ町民の不信感が高まるのではないだろうか。



佐藤健次郎氏は現在も(自身がプロデュースする)まんべくんを復活させようとしているし、私も発言自体は問題だと思ったがきちんと反省してまんべくん自体は継続するのがベストだと考えている。

しかし、色々調べてみた結果、青華堂、エム、コーキーズインターナショナル、佐藤健次郎氏、佐藤公紀氏、白井町長などの裏の繋がりに関してははっきりすべき問題であり、我々部外者にではなく町民に対してきちんと説明する責任があるのではないだろうか。



ちなみに、白井町長日本共産党が支持推薦しており、その選対本部長は佐藤一雄氏。

今回侵略戦争発言をしたのは株式会社エムと書いてるが恐らく佐藤健次郎氏。

なるほどなぁと邪推してみたりもする。

2011-08-19

はて?

少しずつ使い方に慣れていこう(*´ω`*)

とか言って、日曜日にいきなり重い日記書こうと思ってるんだけどねw