【6:483】感動するコピペを張るスレin薬・違法板- 1 名前: 株価【44】 2008/10/17(金) 22:12:49 ID:A4P7/4rC0 ?PLT(55560) 株主優待
- ___ ____
─=ニ二__  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄"""'''''''''── __  ̄ ̄ ̄二二ニ=- いつかのスレで出会ったあいつ '''''""" ̄ ̄ -=ニニニニ=- 元気にしてるかな・・・ ∧∧ _,,-''" _ ,(ュ゚ /^),-''"; ;, ' / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;, '' (.゙ー'''", ;,; ' ; ;; ': , ' _,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' _,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 474 名前:名無しさん@_@ :2011/08/23(火) 04:25:19.78 ID:pqgYPndK0
-
連泊ツーリングでは、こんな挨拶の一つや二つは、珍しくない。 自分は、こういう出会いが好きだ。で、こんな別れの挨拶の30分後、見晴らしの良い展望台で、ばったりと出くわしてしまったときの気まずさも・・ かれは、気難しい愛車のエンジンをとりあえず温めておいてから、手回り品や装備を整えようとしたらしい。 ライディングブーツを突っ掛けると、愛車のステップに跨り、チョコチョコとキックペダルを踏んで圧縮上死点を探し、そこから一気にキックペダルに全体重を乗せた・・かに見えた。 彼の短い叫び声に顔を上げると、彼のブーツが、キャンプ場の木の梢ほどの高さまで、跳ね上がるのが見えた。 そのまま彼はバイクから転げ落ち、マシンもゆっくり、彼の落ちたほうに倒れていった。 全てが、スローモーションの様だった。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 475 名前:名無しさん@_@ :2011/08/23(火) 04:25:48.45 ID:pqgYPndK0
- 4気筒以上の多気筒車や、小排気量車にはあまり縁のない話だが、シリンダー径の大きな、または圧縮比の高いマシンにはそのキック始動時に常に付き纏う、恐怖の単語「ケッチン」。
恐らくキック動作中最後のところで、ライディングブーツをいいかげんに履いていたツケが廻ってしまったのだろう。 大排気量で、かつ圧縮比の高いドゥカティが、彼に手痛い仕打ちを放ったのは、明らかだった。 「大丈夫ですか!!」あわてて駆け寄り、彼に圧し掛かるマシンを起こす。彼はマシンの下敷きになっていたように見えたが、幸いにも荷物が挟まって、マシンの全重量を受けなくても済むような形で、地面との間に挟まれていた。 「だ、大丈夫、大丈夫・・・」彼は青白い顔をして起きようとしたが、すぐにギクッと驚いたように肩を震わせて、すぐに右脛を両手で押さえながら、横になった。 見る見る脂汗が額に滲み、ただ事ではない。 時はそういうわけで、当然携帯電話など遠い未来の話し。 落ち着くんだ・・こんな時こそ、どこかに知らせる前に自分が事故してしまえば、元も子もない・・ (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 476 名前:名無しさん@_@ :2011/08/23(火) 04:25:53.18 ID:pqgYPndK0
-
救急隊員到着まで、ひたすら川の水を汲んだビニール袋で患部を冷やし(あとで救命士の友人に聞いたが、幹部を冷やすか暖めるかは、素人判断では無謀と聞いた。)、救急車の後をバイクで追った。 W氏は、脛の骨を綺麗に折っていた。 粉砕骨折で無いだけ、マシだと後で聞いた。 とりあえず、W氏の口から、家族の連絡先を聞き出し、事の顛末と入院先、保険証を持参する旨伝え、気が付いたらとっぷり日が暮れていることを実感した。 氏のバイクが気になり、明日また来ることを伝え、家族とすれ違う形でキャンプ場に戻る。 W氏の、「スマンね、情けない。迷惑掛けて、スマンね」と語る口調に、なんだか自分のほうが悲しさを覚えた。 その晩はとにかく何か食べ物を口に運び、主のいなくなった高級外車と自分のバイクを並べ、ひたすら酔えもしない杯を口に運んだ。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 477 名前:名無しさん@_@ :2011/08/23(火) 04:26:32.63 ID:pqgYPndK0
- 240 :187:2009/02/08(日) 23:11:25 ID:NmHalTxh
ちょっと時間があったので、続きいれます。長文嫌いな人は、NGワード登録願います。 続き 二日酔いっぽい頭が、ぼんやりと赤と緑の車体を認める。 最近有名な本ではないが、「そうか、彼はもう、ここには居ないのだ」と、実感する。 昨日彼に焼いたトースト、ベーコンエッグは品切れだったので、ご飯を炊いてボーっと不味いコーヒーと共に胃に流し込む。 魚肉ソーセージを口にして、とりあえず病院に行かねばならないことを思い出す。 眠れない夜と寝坊した朝が、結果午前11時を廻っていた。 面会時間は確か午後1時から。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 478 名前:名無しさん@_@ :2011/08/23(火) 04:26:37.12 ID:pqgYPndK0
-
―でも、こうして一人旅を許してくれるんだから、まだ俺なんか、恵まれているほうだよ。― 彼の一昨晩の言葉が、不意にフラッシュバックする。 わなわなと、肩が震える。いつの間にか、彼が置き去りにした、レザーマンを両手に握りしめていた。 そうだ、これを彼に、届けなければ。 今、自由の翼をもぎ取られつつある彼に、これを届けなければ。 家族か親族か、医師の説明を聞くために、とりあえず席を立つ機会があった。 それまで廊下のソファーに座っていた自分は、たまらず彼の病室に入った。 「やぁ。この度は迷惑を掛けちゃって、申し訳ない。今来たのかい?さっきまで家族が居たんだ。後で紹介するよ。」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 479 名前:名無しさん@_@ :2011/08/23(火) 04:27:15.41 ID:pqgYPndK0
- 241 :187:2009/02/08(日) 23:17:16 ID:NmHalTxh
続き 「その道具、便利だろ?俺も、取引先のアメリカの友人から、貰ったんだ。彼の仕事が行き詰まっているときにね、事業に協力したら、彼の事業がたまたま上向いてね。 俺は結果として何もしていないのに、彼はいたく感謝してくれてさ。帰国の際に彼が最新のツールだってね。俺がバイク乗りだって知っていたから。…そうだ、それを君にやるよ。こんな物で悪いけど、たぶん俺にはもう縁のないものになっちまった。」 ついに聞いてしまった。 彼からの引退宣言。 涙が、ぶわっと出た。 何故だろう。 つい三日前までは顔も知らない、無関係な人だったのに。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 480 名前:名無しさん@_@ :2011/08/23(火) 04:27:19.95 ID:pqgYPndK0
-
あれから15年以上、自分のバイクは変ったが、レザーマンは研ぎなおされ、ドライバー、ニードル、プライヤー、あらゆる工具が自分のマシンの調整に役立った。 W氏とは、あれから年賀状と電話程度のやり取りは行っていたので、彼の住所は知っていた。 昨年、偶然にも仕事の都合で彼の自宅兼会社の付近を、通りがかることとなった。 この際、サプライズで彼に顔を見せようと、企みつつ彼の自宅を訪れた。 相変わらずカワサキの、1500に跨った自分が見た彼の家は、その地域では比較的大きな敷地だった。 そして、ヘルメットのシールド越しに、開け放した門扉の中から、真っ赤な大型バイクを認めた。 「えっ!!ウッソー!!」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 481 名前:名無しさん@_@ :2011/08/23(火) 04:28:07.39 ID:pqgYPndK0
- 243 :187:2009/02/09(月) 07:36:24 ID:A96a4zVe
続き それはそうだ。 自宅敷地内に、ニヤニヤしながら進入してくる男なんて、不審者そのものだ。 W氏の身内であることを直感して、しかし、上手に言葉が出てこない。 あのときの、病室での重苦しいやり取りを思い出してしまった。 「Wさんに―あの、以前お世話になりまして…今日は偶々通りがかったもので―」 何を言ってるんだ、自分は。だが、下手な説明に、彼女はようやく警戒心を解いてくれたらしい。 とりあえず事務所に通してもらえた。 ソファに腰を掛けて、ドリップの美味いコーヒーをいただく。 この豆の香り、なんだか懐かしい。 もしかして―事務所のドアが開き、男性が入ってきた。 W氏よりも随分若いが、顔立ちから、氏のご長男だとすぐ分かった。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 482 名前:名無しさん@_@ :2011/08/23(火) 04:28:11.31 ID:pqgYPndK0
-
「Wさん、いや、お父さんとは走ったことはあるのですか?いや、私は、お父さんとツーリング先で知り合ったので。それと、ご家族がよく、バイクを許してくれましたね。」 ただ頭に浮かんだ疑問を発しただけの、脈絡のない、無粋な質問だ。 だが、ご長男は気にする風でもなく、答えてくれた。 結局、闘病中の父とツーリングには行けなかった事。 しかし、闘病中の父が、バイクと風を切る楽しさを病床で語り、母は「あの時」に父に強く言った所為で父がバイクを降りたことを、後悔している様子だったこと、結果、家族の反対はなかったこと、だが、乗ってみてから父の気持ちが分かったこと。 そして、できれば父と走りたかったと、最近思うようになったこと、など。 夕方、事務所を辞すことになった。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 483 名前:名無しさん@_@ :2011/08/25(木) 21:09:08.33 ID:NY2aAvK7P
- 映画撮れるな
|