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前原前外相が党代表選出馬、在日同胞に連絡「迷惑かかるかも…」
2011年08月26日08時43分[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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前原前外相が国土交通相時代に母親のように慕っていた在日同胞チャン氏を執務室に招き撮影した記念写真。 |
日本の次期首相職がかかった29日の民主党代表選に出馬する前原誠司前外相が、25日に在日同胞チャンさんに電話をかけ了解を求めた。自身の出馬宣言により普段から母親のように慕っているチャンさんが政界の攻撃に苦しめられることはないだろうか懸念してだ。
次期首相候補最有力とみられる前原氏は外国人のチャン氏から2005年から受けていた25万円の政治資金が問題になり3月に外相職から退いた。このため党代表選にも出ないことにした。しかし最近になり党内の力学構図により押されるように出馬を決心した。選挙戦過程でまたチャンさんの政治資金をめぐる問題が表に出てくる状況に置かれたのだ。
25日に中央日報特派員とのインタビューの途中、チャンさんは前原氏からかかってきた電話を受けた。チャンさんは「大丈夫、大丈夫。出馬を決心したというからおめでたい。 世論の反応が良く私も気分が良い。首相になったら在日同胞問題もよろしく頼みたい」と話した。1分間の短い通話だったがチャンさんは感無量な表情になった。
慶尚北道醴泉(キョンサンブクド・イェチョン)出身のチャンさんは5歳の時に両親とともに日本へ渡り、京都郊外の山科で38年にわたり焼き肉店を運営している。30年余り前に中学校2年生の前原氏が店の近所に引っ越してきて得意客となった。彼はその時からチャンさんを「お母さん」と呼んで慕った。チャンさんも自身の二男と同い年の前原を息子のように接した。
前原氏は菅直人民主党代表体制で主流に分類される。党内最大派閥を導く小沢一郎元代表の反対陣営だ。前原氏は選挙戦で同じ陣営の野田佳彦財相を支援するとみられていた。しかし、野田財相の人気が上がらず、自派議員の間では非主流に転落しかねないという危機感が高まった。また「大衆的人気が高い前原氏が看板になるべき」という主張も彼の出馬決心を促した。「小沢変数」があるが前原氏が首相職を握る可能性が最も大きいというのが日本メディアの分析だ。
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