フェニックスはそこで上げるもんじゃない!
 豊田からの帰りでトラブルがあり、出発が予定よりも遅れたが何とか都内は早朝に抜けたいので自宅でのロスタイムは最小限にして6:30には出発した。それにしてもETC割引無しは痛い・・・
豊田の帰りに運転してもらった同行者は、もちろん落ちるので石巻までの運転は自分がメインで車を進ませる。

安積PAで一旦休憩
 東北道から仙台東部有料道路へ乗り換える。噂ではこの高速道から海側は津波の被害を受けたと聞くので、見てみるとあちこちで重機が動いており復旧の真っ最中だった。逆に山側を見てみると、何事も無かったような光景で、この高速道路が運命の分かれ道だったような感じだ。
仙台東部有料道路を走っていても、永遠と海側は重機が数多く動いており、日本中の重機が集まってきているのではないかと思うくらいの状態だった。


インターを降りて石巻の道の駅である「上品の郷」に到着。ここでようやく入浴することができた。事前にネットでは調べてあり営業しているというので、嬉しい限りだ。施設としてはすごく綺麗で、震災の影響はなかったような感じに思う。それでもしばらくは営業していなかったので、ライフラインが止まったりしていたのだろう。
外はかなり涼しく、先日までの猛暑とはえらい違いで、避暑地にでも来たかの感じだ。おかげで半ズボンではなく、普通のGパンに履き替えるくらいだった。
  そのまま道の駅で昼食をとり、その後はお土産などを買って現地へお金を落としていく。これも重要な被災地への支援だと思う。
道の駅から車を出し、現地へ向かうとガソリンスタンドがかなりリーズナブルな値段で出ていたので、思わず「満タン!」これも被災地への支援になるかな?(笑)
 現場に向かうのに石巻駅の目の前を通るが、祭りの関係で大渋滞。仕方なく駅前は迂回して現地へ向かう。
街中を走っていると、家の壁に「ここまで津波が来ました」と言わんばかりの後が壁にあるので、津波の恐ろしさを痛感する次第だ。中には壁が崩れたり割れていたりというのは当たり前のようになっていて、津波だけではなく揺れのほうもすごかったことが感じ取れる。
まずは西側の川沿いを車で走行しながらロケハン。こちら側は風下の予定なので対岸に行く予定だが、こちら側は川沿いが保安距離の関係で川沿いには出られないのと、建物があり筒が見えないので観覧にも向いていない感じだ。

 裏側に行くと川際までいけるし、風上方向なので東側からの観覧としたいところだ。風向きは予報では南東の予報、実際も南東気味なのでそのまま東側に決定し、あとは撮影ポイント探しだ。
車両進入禁止になるエリアに車を入れてしまっても問題ないようだし、東側の町はかなり壊滅状態で宅地も住んでいる気配は無いし、会社も動いていないようなので車を止めても問題無さそうである。
そんな中で、この石巻では2つの目的を持って今回は来ている。一つは今年しか取れない撮影をすること、もう一つは地元の方々の雰囲気を感じてくることだ。
そんな中で、目の前に船が打ち上げられていて電柱が曲がったポイントを発見、その先には川際の観覧できるようなポイントもあり、中州の打ち上げ現場もその先にある。
写り込みするほど明かりが無いのが難点だが、一応この船を入れて撮影することにした。幸いにも船のところが行き止まりになっているので、ここに車を止めることにした。
 
ワイド設置の幅からして、縦位置が基本なのだが、船の写り込みを考えて横も加えて両方撮影することにした。まずデジは16-35mmの横位置と24-70mmの縦位置として筒場までの距離は約200mだが4号までなので十分だろう。フイルムは645が45mmの縦位置、6x7は65mmの横位置とした。写り込みを考えるとプロビアのほうが良いが、持参してきたのはベルビアだけなので、仕方なくベルビアで撮影する。ビデオは近いので高さ方向が足りないだろうから、業務用カムとハンディーカムの両方を出して、気がついてみればほぼフル装備になっていた。
準備していると別の見知りが登場する。何とも石巻まで来ちゃいますか?しかも他人の便乗で・・・(笑)
合計6人で三脚をずらっと並べて撮影となった。


暗くなってくると、船の写り込みがイマイチに感じた。車に積んであったランタンを点灯してみると、少しだが何となく船が浮かび上がってくるので、とりあえずこれで写り込みになればなと思う。
最初、ラジオ放送は無いと聞いていたのでアナウンスが聞こえないまま花火は開始された。
途中からラジオで放送しているのを同行者が発見する。聞いてみると周波数に関係なく、聞こえるラジオは全て放送しているではないですか!某テレビ局に聞いたときには無いと言っていたガセネタにだまされてすっかりラジオを聴こうともしなかったのは悔やまれるが、後半はしっかりとラジオを聴きながら撮りながらの撮影となり、進行がしっかりとわかって良かった。

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