セキュリティー大手「トレンドマイクロ」(東京都渋谷区)は25日、パソコン向けと、アンドロイドOS(基本ソフト)を搭載したスマートフォン向けセキュリティーソフト「ウィルスバスター」の新製品を9月2日から発売すると発表した。オンラインでは25日、先行販売を始めた。
パソコン向けではSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「ミクシィ」や「ツイッター」、「フェイスブック」内のリンク先URLの安全性を評価する「SNSプロテクション」機能をつけた。既知の危険なURLは赤、不正の疑いがある場合は黄色で表示される。危険なURLをクリックしても接続できない。
アンドロイド向けアプリ(ソフト)は、ウェブサイトで端末のある場所を探し、アラームを鳴らしたり、遠隔操作でロックをかけたりできる。また、不正プログラムが含まれているかどうか、アプリのほか、メールなどに添付されたPDF形式のファイルもチェックする。
価格はパソコン向けが1年版5980円、アプリが1年版2980円。オンラインと家電量販店などでのパッケージ販売。【岡礼子】
2011年8月25日