2011年08月26日

ヤクザと日本社会


 ヤクザと日本社会を考え直す。

 米国の大統領令を甘く見ては行けない。

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 テレビタレントの島田紳助氏が暴力団山口組のナンバー4の地位にある最高幹部と親密な関係にあるということで引退に追い込まれました。この件に関してわが国では島田紳助氏に同情的な声を挙げる人がいるというのですから驚きです。

 小倉智昭キャスターの島田紳助擁護発言は次のように紹介されていました。

 本人の責任はどこまでか

「名前が出れば出るほど窮地に立たされることは多くなりますよ」と、島田とは同業者の小倉智昭は言う。正当な手段では問題を解決できないときに、本人の知らないところで闇社会の人間が動いたとして、「本人の責任はどこまであるんだって考える必要がある」とオグラ。


「みなさん(視聴者を指すと見られる)の周辺でも、知らないうちにそういう(闇社会の)人が解決してくれるってことは起こるはずなんです」

「ダメなことはわかってても、それしか解決方法がなかったって人はいると思うのね」。
オグラは問題解決の方法について、いまいち歯切れの悪い、論旨がハッキリしない、逡巡的なコメントを続けた。

http://www.j-cast.com/tv/2011/08/24105160.html

 この発言は公共の電波で流れたのです。これが米国だったら小倉氏は即座にテレビ界から永久追放となる筈です。このような無責任な発言が大きな騒ぎに発展しないのが、残念ながら日本という社会なのです。

 さて、純日本人会のサイトに次のような紹介がありますが、先日直接教えて頂きました。

 2011年7月25日、アメリカ政府は国際的組織犯罪についての報告を発表しました。
——————————————————————————————-
国際組織犯罪について?の戦略報告書
http://archive.benchmarkemail.com/ircjapan/newsletter/20110727_security
ホワイトハウスは7月25日、国境を越える組織犯罪への対策をまとめた戦略報告を発表しました。また大統領令では、国際社会の政治的経済的安定を脅かすものとして、日本の「YAKUZA」(暴力団)を含む4つの組織を制裁の対象とし、これらの組織との取引の禁止や米国内での資産凍結などが定められました。

国際組織犯罪の戦略報告書
Strategy to Combat Transnational Organized Crime
The White House, July 2011
http://www.whitehouse.gov/sites/default/files/Strategy_to_Combat_Transnational
_Organized_Crime_July_2011.pdf

(PDF 818 KB, 28 p.)

 報告書によれば
——————————————————————————————-
「The Yakuza」 は“families,”(多聞、一家の事)とも呼ばれる包括的な犯罪組織で、覚せい剤などの麻薬取引が最大の稼ぎ頭で、その他、拳銃売買、様々な性産業などから利益を稼いでいる。セックス観光、売春、人身売買、メールオーダー結婚、ポルノ、東アジアの地方犯罪組織による女性と子供からの搾取などなど。
また、「The Yakuza 」は産業、建設、不動産、金融などの合法的なフロント企業を使って不正な利益を隠している。更にヤクザの日本におけるネットワークに加えてグローバルに行動し、アジア、欧州、南北アメリカの組織と連携している。アメリカでは「The Yakuza 」は主として麻薬取引とマネーロンダリングに関わってきた。

以上

 米国という国家が日本のヤクザをターゲットとして、制裁の対象に組み入れ取り引きの禁止や資産の凍結まで打ち出しています。日本のヤクザが米国に取って世界中のテロ組織並みの扱いを受けました。それだけ脅威と見なしていると言うことです。

 ところがどうでしょう。日本の社会においてはこの小倉キャスターに見られるように、このヤクザに対する認識は日米では天と地ほどの差が見られます。日本のヤクザは任侠と呼ばれ日本の社会に古くから根差した所もありますが、我々は米国のこのような大統領令や報告書をもっと深刻に捉えるべきです。

 『純日本人会』の栗原茂男代表は次のように書かれています。

 日本について言えば、暴力団とその配下の建設、土木、不動産、金融、などのフロント企業群が政治家やカルト宗教団体と結んで蠢いています。その金額は想像を絶するような額だと聞いています。政治や行政で圧力を掛けても巧く行かない場合は裏社会の出番。
そういう仕組みが日本社会を被っていて主役は非純日本人。

 さすがに鋭い指摘です。日本のヤクザは今や巨大なコンツェルンでもあるのです。ヤミ社会に留まらずその影響は表の社会にまで広がりつつあります。巨大な独占企業と似ており三菱グループなどの財閥にも匹敵する経済的な集合体でもあります。

 そしてそこには純粋な日本人というよりは、在日とか部落解放同盟に連なる人脈が深く関わっています。そして右翼団体にも大きな影響力を持っています。この点も日本の社会運動に暗い影を落とすことになっているのではないか?

 山口組、住吉会、稲川会の巨大な暴力団は配下に大きな右翼団体を持っていて、この任侠右翼はまた日本の右翼全体に対する強い影響力を持っています。西日本の右翼団体の多くが山口組の影響下というよりも、支配下に組み込まれていると言っても良いでしょう。

 又、住吉会には日本青年社や稲川会には大行社という系列に属する右翼団体があり、日本の右翼の勢力をほぼ二分していると言っても過言ではありません。このような日本社会の有り様は今に始まった訳でないので、そう簡単には変わっては行かないと思いますが、世間がどのような目で見ているかについては、考えておかねばならないと思います。

 右翼=暴力団という世間一般の目をやはり気にすべきです。間違っても一緒に行動しているという誤解を与えるようなことがあってはなりません。お台場のデモの際にも右翼団体の車両が現れたようですが、今後遭遇する場面があるかも知れませんので、そのような時の対応についても運動に参加する人は考えておくべきでしょう。

 もう小倉氏のような発言が許されなくなってきたことは事実です。私はもうここ20年以上前から任侠右翼との関係は一切ありません。そのような団体との交流はかつてはありましたが、20年以上前から意識的に止めて来ました。

 行動右翼時代には確かにそのような団体の義理事の場に呼ばれたこともありましたが、現在は全くなくなりました。一回付き合いが出来てしまうと中々断れないのが日本の社会ですが、意識的にそうすることを守ってきたので、おかげで縁が切れました。

 真面目にやっているのに、そのようなしがらみの中で、未だに縁を切れないでいる活動家を見ると同情してしまうこともあります。立派な人も多いのも事実ですが、少なくとも暴力団の組員である限り、どのような正論を言っても世間の人は相手にしません。そのことだけは肝に銘じていかねばならないと思います。

 最近、一番気になる文章でした。気になると言うより、思わず納得しました。このような若者も多いのは事実なのでしょうね。

 二人の青年、一つの日本 「新攘夷運動・排害社ブログ」

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Posted by the_radical_right at 07:40│Comments(4)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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この記事へのコメント
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告知 住友化学へ抗議(26日) 

<移民1000万人推進、東電擁護の米倉弘昌へ追及を緩めるな>

国民の声を嘲笑う総務部(酒井、原田)は土下座・謝罪しろ!

日時:平成23年8月26日(金) 11:30

場所:住友化学本社
東京都中央区新川2丁目27番1号 東京住友ツインビル(東館)
TEL:(03)5543-5500 FAX:(03)5543-5901
http://www.sumitomo-chem.co.jp/company/group/access_tokyo.html(地図)

我々は米倉弘昌(経団連会長、住友化学代表取締役会長)の言動を忘れていない。

東電福島第一原発の事故で、「東電に責任はない」と言い切り、「原発を止めたら日本が潰れる」と机を叩いて国民を威圧・脅したことを。

8月3日、住友化学は抗議文の提出を拒み、挙げ句の果てに総務部の酒井、原田は我々の抗議を嘲り笑った。

多くの子供の体内から、あってはならないセシウム、ヨウ素が検出されている。放射能汚染区域から7万人も立ち退きを強いられている。

米倉は未だ、「東電に責任はない」との前言を撤回せず、謝罪を拒んでいる。福島県民ばかりではなく、多くの国民が原発被害者である。この被害者の真面目な抗議を小馬鹿にしている住友化学を許してはならない。

呼び掛け:主権回復を目指す会 連絡:西村(090−2756−8794)

http://nipponism.net/wordpress/?p=4051

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Posted by http://nipponism.net/wordpress/?p=4051 at 2011年08月26日 08:03
暴力団は北朝鮮と覚せい剤の取引等の裏経済で北朝鮮を支えている。
市民の党が選挙の応援をした候補者の中に長崎県知事選挙に立候補した小久保徳子がいる(結果は落選)。小久保は知事選挙の半年後に市民の党に寄付をしている。その前年にも鷲尾英一郎の例の政治団体にも寄付をしている。
小久保徳子という女性はITベンチャー企業「ゆびとま」の創業者。
この、ゆびとまの代表だったのが民事再生法違反で逮捕された元アドテックスの副社長で元暴力団の組長だった下村好男。つまり俗に言う企業舎弟。
Posted by ふじくま at 2011年08月26日 08:37
3
昔の日本には“任侠道”なるものがありましたよね。

・「強きを挫き、弱きを助ける」
・「堅気の人間には手を出さない」

…という、暗黙のルールみたいなものがあったのですが、現在ではすっかりなくなってしまいました。

「振り込め詐欺」に見られるように、堅気の人間…特にお年寄りのような社会的弱者にも、手を出してくる組織へとなり果てましたね。


現在でもそうですが、風俗店の用心棒など…なるべく表沙汰にしたくないトラブルを処理したりと裏社会の治安を守っていました。


追い詰めれば追い詰めるほど、ますます凶暴化していきます。それだけ893に余裕がなくなってきたということでしょう。


現在でも政治家や検事、警察のトップあたりと繋がっているのではないでしょうか?


なかなか手を切れないでしょうね。
Posted by ネオ西城秀樹 at 2011年08月26日 08:54
民主党の次の代表が誰になるかわかりませんが、有力と言われているのが前原前外相。前原さんは外国人からの献金だけではなく暴力団関係者からのお金も受け取ってるわけですよ。これは同じく立候補を表明している野田財務大臣にも言えることですが。この同じ暴力団関係者からパーティー券を買ってもらっていたのが、みんなの党の代表、渡辺喜美。何故か渡辺喜美はあまり言われていないような気がする。
みんなの党には、選挙の時に市民の党の支援を受けてた川田龍平議員がいる。みんなの党もこの2点について説明責任があると思いますね。
Posted by ふじくま at 2011年08月26日 09:00

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