Close Up!

■身体表現の技法―ダンス発表会―


7月15日(金)、緑園キャンパス体育館においてダンス発表会がありました。授業科目「身体表現の技法」のダンス・パフォーマンスの場として、受講生15名が自分たちで選んだテーマや曲に合わせて衣装や振り付けを考え披露しました。

AKB48ならぬFBC10のダンスで始まり、扇子や和傘を使ったダンス。“女の子”の日常を表現したものや、クラブ“バーレスク”を表現したゴージャスなダンス。道化師の悲哀と喜びを表現したダンスでは、自信を失った道化師が、突然現れた一人の少女の笑顔によって、ふたたび道化師としての力を取り戻すなど、感情がとても豊かに表現されていました。
■英文学科生がニュージーランドへ出発
本学英文学科には、3年生の半年間ニュージーランドに留学する「セメスター・アブロード」プログラムがあります。今年3月、10名の学生がカンタベリー大学に留学する予定でしたが、2月22日に発生したクライストチャーチ大地震のため、プログラムの実施を見合わせていました。その後、留学のために万全の準備をしてきた学生たちのために教職員が調整の努力を重ね、派遣先をウェリントン市のヴィクトリア大学に変更し、プログラムを実施できることになりました。

7月11日、10名が英文学科の教員に見送られて、成田空港からニュージーランドに向けて元気に出発しました。
■就職課講座「Ferris-Workbench プログラム」を実施しました


7月2日、野田浩平先生(本学非常勤講師、(株)ココロラボ代表として、産業カウンセリングやキャリアカウンセリングの分野で活躍)による就職課講座、「Ferris-Workbenchプログラム」を実施しました。
この講座では、コミュニケーションスタイルについて理解を深めながら、「考え抜くことの大切さ」、「目的を達成するための、目標の設定の仕方」、「タイムマネジメントの重要性」について学びました。

分かりやすい話し方、目標や計画の立て方は、社会人になってからだけではなく、授業の課題や期末レポート、インターンシップやアルバイトを行う上でも役立つと大変好評でした。

今回の研修を活かして、希望者はこの夏、インターンシップに参加する予定です。
■山手の丘のフェリスの学食



「この建物は何ですか?」
山手の丘を散策している方からよく質問をいただきます。

この建物は、昭和初期頃に建築された山手本通りに面して現存する数少ない洋館の建物で、戦前(震災後)の山手の歴史的景観を形成する貴重な建築物です。内部には暖炉が設けられ、建物の外からもかわいい煙突が見えます。

現在は山手キャンパスの学食として使用されており、毎日フェリスの同窓生が、栄養バランスを考えた愛情たっぷりの「お母さんの料理」で学生たちを迎えてくれています。(残念ながら、一般の方はご利用いただけません。)

<ある日のメニュー>
・チキンシュニッツエル
・野菜サラダ
・ひじき煮
・トマト味野菜スープ
■脳トレ★将棋女子




将棋が大好きなフェリス生が集まる「脳トレ★将棋女子」。
学科や学年に関係なく、先生と学生が同じテーマで活動する「フレンドリー・グループ」の一つです。

指導するのは、将棋をこよなく愛する日本文学科の勝田耕起准教授。
参加者のほとんどは初心者なので、簡単なルールと駒の動かし方から覚え、慣れてきたら詰め将棋や対局をしつつ、攻守の基本的な手筋を習得していきます。

「この駒をここにもってきます。そうすると・・・」「あ、なるほどー!」昼休みのひとときは、終始和やかで将棋が楽しくてたまらないといった雰囲気に溢れていました。

目標は、家族(父や兄・弟)と対戦すること。勝っても負けてもゲームとして楽しめるようになれば、対人コミュニケーションの幅も広がるし、集中力、論理的思考力が涵養されればなおいいですね、とのことでした。
■留学準備講座を行いました!
この夏にアメリカ、フランスへの長期留学を予定している7名の学生が、留学準備講座を受講しました。

「ホームシックになったらどうする?」、「留学先で救急車を呼ぶときの電話番号は?」「留学体験を就職活動に生かすためには?」など、実際の生活をシミュレーションしながら、異文化適応、危機管理、留学先での生活についての認識を養うことができました。また、2日前にアメリカから帰国したばかりの先輩も駆けつけ、リアルな留学体験談やアドバイスも聞くことができ、留学への意気込みを再認識するひとときとなりました。
■球技大会が開催されました


6月18日(土)緑園キャンパス体育館において、体育研究室主催の球技大会が開催されました。ソフトバレーボール、バドミントン、卓球の3種目に、学生、教職員を合わせ総勢37名が参加。和気あいあいとした雰囲気の中にも、白熱した試合が行われました。

なかには、この日のために練習をしたというチームや、ユニホームを揃えたチーム、昨年度に引き続き優勝を狙って参加したチームも。
「楽しかった」との声も聞こえ、それぞれが気持ちの良い汗を流すことができました。

エアコンに頼ってばかりではなく、積極的に運動をして汗をかき、暑さにも強い体をつくることは大切なことです。
球技大会を通して、仲間との交流はもちろん、健康な体づくりの機会へとつながっていくことを願っています。

後期には11月中旬にテニスとフットサルの2種目で開催を予定しています。
■マイボトル・マイカップキャンペーン2011


緑園キャンパスにおいてフェリス・エコキャンパス研究会による、「マイボトル・マイカップキャンペーン」が始まりました(環境省などが協力)。

同研究会が企画したフェリスの校章付オリジナル・タンブラーを販売。「白いデザインがかわいい」と大変好評です。キャンパス内には、7月末まで給水機が設置され、ペットボトルをはじめとする使い捨て容器のゴミ削減をめざします。(学内者限定)

◆本学のエコ活動 >> 詳細はこちらから
■アンネのバラを記念して、平和を祈る礼拝


今年も緑園キャンパスに見事な「アンネのバラ」が咲きました。
「アンネのバラ」は、アンネ・フランクの形見として名づけられたバラで、8年前に植樹して以来、学生たちによって大切に育てられています。

6月12日のアンネの誕生日を記念して、平和を祈り求める礼拝を行いました。
『アンネの日記』から、礼拝で朗読された一節を紹介します。

「わたしには、混乱と、惨禍と、死という土台の上に、希望を築くことはできません。この世界が徐々に荒廃した原野と化してゆくのを、わたしはまのあたりに見ています。…幾百万の人びとの苦しみをも感じることができます。

でも、それでいてなお、顔をあげて天を仰ぎ見るとき、わたしは思うのです――いつかはすべてが正常に復し、いまのこういう非道な出来事にも終止符が打たれて、平和な、静かな世界がもどってくるだろう、と。それまでは、なんとか理想を保ちつづけなくてはなりません。だってひょっとすると、ほんとにそれらを実現できる日がやってくるかもしれないんですから。じゃあまた、アンネ・M・フランクより」

アンネ・フランク/深町眞理子訳 1994年『アンネの日記 完全版』 文藝春秋
1944年7月15日の日記より抜粋
■「English Café」オープン!
言語センターでは、週に一度、昼休みに英会話を楽しむ「English Café」を5月下旬より始めました。

英語科目担当教員3〜4名が 学生の輪の中に入って会話をリードし、その日のトピックに沿って意見を交わします。テストと課題の代わりにコーヒーとクッキーがある「英語の時間」。

上級者も初心者も、それぞれが会話のラリーを通して外国語学習の楽しさを実感しているようです。
■フェアトレードで東日本大震災被災者支援
フェリス・フェアトレード(FFT)は、ことしも「世界フェアトレード・デー」に合わせて5月16日〜20日に学食前でフェアトレ商品の紅茶、コーヒー、クッキーの販売を行いました。ネパールの原材料を使って日本の障がい者が作ったクッキーは大変好評で130袋完売しました。

収益金13,672円は横浜市内のフェアトレード団体が東日本大震災の被災者のために行っている「生活キット(食料品・調理器具・日用品)支援プロジェクト」に寄付させていただきます。

フェアトレードは、公正な値段で商品を取り引きすることにより、途上国の貧しい生産者の生活や教育を支える世界的な運動で、FFTはネパール女性が高等教育を受けるための奨学金制度を支援しています。
■「アナウンス講座」を実施しました
6月4日、有賀さつき氏(本学卒業生。元フジテレビアナウンサー、現在NHK教育テレビ「手話ニュース」等で活躍)をお招きし、就職課主催「アナウンス講座」を実施しました。

参加した学生たちは、一人ずつニュースの原稿読みや1分間の自己紹介に挑戦。「声が大きく堂々としていますね。」、「橋、端、箸のアクセントの違いは分かりますか。」などとアドバイスを受け、「プロの技」に直に触れられる刺激的な時間となりました。

アナウンスの基礎知識や発声方法は、アナウンサー志望の学生だけでなく、人前で話す練習をしたい学生、これから就職活動をする学生にとっても役立つと大変好評でした。
■被災地の聴覚障がいのある学生をサポート〜横浜で講義内容を入力
震災後、東北の多くの大学ではようやく授業を再開したものの、聴覚障がいのある学生への支援はまだ困難な状況にあります。

聴覚障がいのある学生が授業を受けるとき、その学生の隣の席で、サポート学生が講義内容を同時にPCに入力していく支援方法があります。フェリスの聴覚障がいのある学生もこの方法を使ってPC画面をみながら授業を受けています。しかし、東北地方の大学ではサポート学生も被災しており、このような支援を行うことが難しい状況にありました。

そこで、日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)が全国の大学に支援協力を呼びかけ、フェリスもその輪に加わって、遠隔地からの情報保障支援の取組が始まりました。

フェリスは宮城教育大学の学生のサポートを担当。バリアフリー推進室の学生達が、宮城教育大学の講義を携帯電話で聴き、内容を交替で入力していきました。その画面を同時に宮城教育大学の聴覚障がいのある学生がiPhoneなどのブラウザで見ることができます。これを「モバイル型遠隔情報保障システム」といいます。

この取組は、東京新聞(5月11日)に掲載されました。
■松岡陽子マックレイン先生が授業の特別ゲストとして講演
5月10日、「日本近代文学史」(佐藤裕子文学部教授担当)の授業に、夏目漱石の孫でオレゴン大学名誉教授の松岡陽子マックレインさんをお招きしました。
漱石は陽子さんが生まれる前に死去していますが、陽子さんがご家族から聞いた漱石のエピソードを、作品の引用を交えながらお話してくださいました。
漱石がお洒落な人であったなど、日頃聞く機会のないご家族ならではの興味深いエピソードを伺うことができました。
■横浜マリンタワーで「フェリス♪音楽の花束〜For Others!!」
ゴールデンウィークの5月3日〜5日。リニューアルした横浜マリンタワーと本学音楽学部との共催で東日本大震災義援金チャリティーコンサートが開催されました。
急遽決まったチャリティーコンサートに賛同した有志の学生による30分ずつのステージは、若さあふれる演奏で観光客を魅了していました。
■関東大震災でのフェリス生の「声」を伝える
5月7日(土)、日本サウンドスケープ協会で「東日本大震災〜サウンドスケープに出来ること・すべきこと」と題した緊急研究会が行われ、本学から音楽学部音楽芸術学科の船場ひさお専任講師(音環境デザイン)とゼミ生5名が参加しました。
研究会では、山越村での避難所の音環境、東日本大震災以降の福島の音環境の様子などさまざまな報告がありましたが、本学は関東大震災(1923年)での横浜の状況について、フェリス生の作文による生の声を朗読しました。フェリスの後輩だからこそ、そしてプロの読み手ではないからこそ伝えられるものがあったようで、会場からは感動の声がたくさん寄せられました。
この作文集は、創立150周年記念事業の一環として昨年『大震火災遭難実記』として発行されました。フェリスの歴史や横浜の近代史を理解する上で貴重な資料を「声」というかたちで伝える有意義な機会となりました。
■NHKラジオで本学のエコキャンパスの取組が紹介されました
5月9日に本学エコキャンパス研究会の学生と佐藤輝准教授が、NHKラジオ『ラジオビタミン』に生出演しました。
体育館に設置された温度調節のためのクールチューブや雨水を利用した屋根散水、マイボトルキャンペーン等について、エコキャンパスを見渡せる屋上のビオトープから紹介しました。
エコキャンパス研究会は、これからの夏の節電対策として“省エネ隊”を結成し、授業時間終了後の不要な照明・電気機器の見回りを行います。
■「メサイア」チャリティ公演が行われました
5月4日、第20回ヘンデル「メサイア」振替公演のチャリティコンサートが行われました。演奏者と超満員のお客様が一体となって完全燃焼した公演でした(写真は、客席の皆様もご一緒に歌ったアンコールのハレルヤコーラス)。

おかげさまで東日本大震災被災者のための募金も、435,575円が集まりました。被災者救援のための基金に繰り入れる予定です。ありがとうございました。なお、満員のためご入場になれなかった皆様に深くお詫び申し上げます。
■山梨の森で植林活動

4月22日・23日に国際交流学部の学生8名(佐藤輝ゼミ)が「ライオン山梨の森」で植林を行いました。
これは昨年11月の大学祭期間中に排出された二酸化炭素10トンを樹木によって間接的に吸収する「カーボンオフセット」の一環で、ご来場の皆様からの募金50,915円と山梨市農業用水水源地域保全対策事業補助金をはじめ、やまなし森づくりコミッションやライオン(株)CSR推進部のご尽力によって実現しました。
多くの方々からご支援をいただきありがとうございました。

■5月4日に「メサイア」チャリティ公演を行います

3月12日に予定されていたフェリス名物の「メサイア」は、東日本大震災のためやむなく中止となりました。小泉ひろし先生がフェリスで指揮されるのは今回が最後でもあり、このまま終わりにはしたくない!という出演者一同の切なる願いが一つになって、5月4日(水)に振替公演が実現いたします。オーケストラの皆さんは無理に無理を重ねて時間を空けてくださいました。卒業生も駆けつけてくれます。
どうぞ皆様お誘い合わせの上ご来場ください。
入場無料ですが、当日会場で東日本大震災のための義援金を募ります。ご協力をお願いいたします。 詳細はこちら>>

■夕礼拝 〜東日本大震災で被災された方々を覚えて


キリストが十字架にかかった日を「受苦日」といいます。キリスト教の暦では、2011年は4月22日が「受苦日」でした。この日、東日本大震災で犠牲となった多くの方々、被災された方々を覚えて、祈りの時をもちました。

(祈り)
あらゆる痛みを背負ってくださる方に、
わたしたちはこの世界のすべての苦しみを差し出します。

一月と十日前のあの午後、突如として奪い去られた一万四千の命、
巨大な濁流に呑み込まれ、未だに行方不明の一万四千近くの命、
住み慣れた家と町を失った十三万を超える避難民の方々、
数知れぬ被災された方々、
救援と支援に携わっている方々、
そして原発事故を収束させるために現場で戦っている方々のために祈ります。
十字架によって、新しい幻をわたしたちに与えてくださる神よ。
わたしたちは待っています。

わたしたちを理解することへと導き、
わたしたちの内に愛の火を灯し、
わたしたちに十字架の道を歩ませてください。

>> 説教はこちらから
■南太平洋ツバルで国際協力
2月13日〜23日、エコキャンパス研究会の学生5名が国際交流学部・佐藤輝准教授とともに、ツバルで国際協力を実施しました。

ツバルは太平洋に浮かぶ小さな国で、地球温暖化による海面上昇が深刻な問題となっています。今回の渡航では、太陽熱調理器を用いた「おひさまクッキング」の現地での普及を目指して、ツバル公共事業省や地元の人々とワークショップを開き、調理器の組み立てなどを行いました。

「おひさまクッキング」は、南太平洋の強い日射しだけで調理するため、森林保護や二酸化炭素排出削減などを目指して、その普及が期待されています。

なお、研究会が販売するタンブラーの売上が、渡航費の一部に充てられています。
■新入生に学長がお祝いのメッセージ
4月4日から新入生オリエンテーションが始まりました。残念ながら入学式は中止となりましたが、当日宮坂学長が各学科オリエンテーション会場を回り、新入生に入学のお祝いと歓迎のメッセージを話されました。
■FLC考案 春の学食メニュー
「フェリス・ランチ・コミッティー(FLC)」は、新入生への歓迎の気持ちをこめて新学期メニューをご用意しました。

第1弾:4月12日(火)〜15日(金)
「祝・フェリ女ちらし」

色とりどりのちらし寿司にたけのこのおすまし、桜餅をつけて春の味覚をお届けします。

第2弾:4月18日(月)〜22日(金)
「フェリ女春ランチ」

フェリス生に人気の高いグラタン(アスパラとベーコン入り)に、ニース風サラダ、バウムクーヘンと果物のデザートもついています。




FLCは、今後も学食や関係部署のスタッフと連携しながら、新メニューの考案、アンケート調査、環境改善、広報に取り組んでいきます。
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