暴力団の事件を担当していた警察の元捜査員によりますと、暴力団幹部は山口組の中でも大物として知られる組長だということで、島田紳助さんが関係を持ったきっかけについて、この元捜査員は「紳助さんが右翼団体とトラブルになった際、知り合いの元プロボクサーでもある暴力団関係者の仲介で、大阪に本部がある山口組系の暴力団幹部にトラブルの解決を依頼することになった」と証言しました。芸能界と暴力団との関係については、「社会的な立場のある芸能人にとって、自分にも非があるトラブルを抱えたときに、表沙汰にできないことを暴力団関係者に頼むことは昔からあった。暴力団の事務所に捜索に入った際に、芸能人との交際をうかがわせる写真や手紙などが見つかることはよくあり、芸能人と暴力団との関係を断ち切るのは難しい」と話しました。