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首相、退陣は「引責」ではない

菅首相「責任を取ることでは全くない、約束だ」

参院財政金融委員会を終え委員会室を後にする菅直人首相。首相は、東日本大震災や原発事故の対応などの「失政」による引責辞任には当たらないとの認識を示した=23日午後【時事通信社】参院財政金融委員会を終え委員会室を後にする菅直人首相。首相は、東日本大震災や原発事故の対応などの「失政」による引責辞任には当たらないとの認識を示した=23日午後【時事通信社】
(時事通信)

 菅首相は23日の参院財政金融委員会で、自らの退陣について、「何か間違ったことをしたから責任を取るということでは全くない。民主党内に向けての(一定のメドがついた段階で若い世代に責任を引き継ぐとした発言の)約束を果たすことが、政治家のけじめだと思った」と説明した。  民主党が子ども手当の存続をアピールする政策ビラなどを配布した問題については「不適切だった。直すべきものは直す姿勢で臨みたい。迷惑をかけた」と陳謝した。

(読売新聞) 2011年8月24日(水)06:59

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