ロシアの宇宙貨物船が打ち上げ失敗、ISSに食料輸送できず

2011年 08月 25日 08:50 JST
 
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 [モスクワ/ケープカナベラル 24日 ロイター] ロシア宇宙庁は24日、国際宇宙ステーション(ISS)に食料や燃料を輸送する無人の宇宙貨物船プログレスの打ち上げが失敗し、大気圏内で炎上したと発表した。

 現地時間の同日午前9時(日本時間午後10時)にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたプログレスは、打ち上げ約5分後に上段ロケットモーターの不具合が発生したとみられている。

 ISSには現在、日本人宇宙飛行士の古川聡さんら6人が滞在しているが、ロシアや米国の宇宙当局は食料や水の備蓄はまだ十分にあるとしている。

 米スペースシャトルが先月に退役した後、ISSへの輸送はロシアに依存している状態だが、同国の宇宙船ソユーズもプログレスと同様のシステムを採用しており、今後の計画に影響が出る可能性もある。

 ロシアは17日にも通信衛星の打ち上げに失敗している。

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