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成績入ったＵＳＢ紛失

京都府教育委員会は、全校生徒１６９人分の成績を含む個人情報が入ったＵＳＢメモリを校外に持ち出し紛失させたとして、府立高校の男性教諭を２５日付けで戒告処分にしました。
戒告処分を受けたのは、京都府北部の府立高校で進路指導を担当している５６歳の男性教諭です。
府教育委員会によりますと、男性教諭は、８月３日、全校生徒１６９人分の成績や、１、２年生を対象にした進路希望調査の結果などのデータが入ったＵＳＢメモリを紛失したということです。
高校では、成績に関する情報の校外への持ち出しを禁じていますが、男性教諭は「自宅で仕事をしようとして持ち帰ってしまった」と話しているということです。
ＵＳＢメモリは男性教諭が帰宅途中に立ち寄ったドラッグストアの駐車場で落ちているのが見つかり、８月８日、匿名で高校に郵送されてきたということで、府教育委員会ではいまのところ外部への情報漏洩はないとしています。
府教育委員会の西村文則教職員課長は「生徒、保護者の信頼を裏切る行為で、個人情報を扱っているという認識が希薄だったと言わざるをえない。文書管理の徹底を指導して、信頼回復に努めたい」と話しています。

08月25日　19時49分

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