22日午前0時10分ごろ、鹿児島市宇宿3の国道225号交差点で、右折しようとした鳥取県米子市両三柳、航空自衛官、高木広秀さん(24)運転の乗用車が、対向の2人乗りオートバイと衝突し、1人が意識不明の重体、2人が軽傷。事故の直前、警ら中のパトカーがテールランプが切れているオートバイを発見し追跡したが、現場の約400メートル手前で追跡をやめていた。
鹿児島県警鹿児島南署によると、重体となっているのは、オートバイに乗っていた鹿児島市谷山中央4、建設作業員、水之浦祥久さん(21)で、軽傷は同乗の同市吉野町、塗装業、長野和樹さん(21)と乗用車の後部座席の男性(24)。パトカーはサイレンを鳴らすとともに赤色灯を点灯させながら約300~400メートル追跡したという。黒川秀久副署長は「追跡行為は適切だったと判断している」としている。
毎日新聞 2011年8月22日 西部夕刊