経済・IT近鉄、大阪・阿倍野の新ビル名称は「あべのハルカス」 2011.8.25 20:36

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近鉄、大阪・阿倍野の新ビル名称は「あべのハルカス」 

2011.8.25 20:36
平成26年春のオープンを目指す「あべのハルカス」。現在、高さ約107メートルまで建設が進んでいる(香西広豊撮影)■■キャプション■■近畿日本鉄道が平成26年春のオープンを目指す「あべのハルカス」。現在、高さ約107メートルまで建設が進んでいる(香西広豊撮影)

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平成26年春のオープンを目指す「あべのハルカス」。現在、高さ約107メートルまで建設が進んでいる(香西広豊撮影)■■キャプション■■近畿日本鉄道が平成26年春のオープンを目指す「あべのハルカス」。現在、高さ約107メートルまで建設が進んでいる(香西広豊撮影)

 近畿日本鉄道は25日、大阪市阿倍野区で平成26年春に開業予定の超高層複合ビルの名称を「あべのハルカス」にすると発表した。「心を晴れ晴れとさせる」という意味の古語「晴るかす」にちなみ、社内公募で決定した。同ビルにはすでに10社程度から入居の申し入れがあり、オフィス部分の5割程度は成約が見込める状況で、関西の不動産市況が低迷する中、好調な出足を見せている。

 同ビルは地上60階地下5階で、完成すれば高さ約300メートルの日本一の“のっぽビル”になる予定。近鉄百貨店阿倍野本店や米ホテルチェーンの「大阪マリオット都ホテル」、オフィスなどが入居する。ビル全体の1日の来館者数は約13万人を見込む。

 谷口宗男副社長は「ビルには展望台もあり、訪れた人に明るい気持ちになっていただきたい」と話した。

 なかでも、同ビルの中層部を占めるオフィスエリアは、延べ床面積約6万2千平方メートル。すでに関西電力や中堅ゼネコンの奥村組などから、近鉄側に入居申し込みが寄せられており、正式契約に向けた調整を進めているという。

 阿倍野・天王寺地区は、賃貸オフィスの面積が大阪市のオフィスビル全体の1%未満と少なく、同ビルはターミナル駅に近接する優良物件として人気が高い。谷口副社長は「このエリアでのオフィス需要は十分にある」と述べ、近鉄にとっても、同ビルが“晴るかす”存在となるよう期待を寄せた。

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平成26年春のオープンを目指す「あべのハルカス」。現在、高さ約107メートルまで建設が進んでいる(香西広豊撮影)■■キャプション■■近畿日本鉄道が平成26年春のオープンを目指す「あべのハルカス」。現在、高さ約107メートルまで建設が進んでいる(香西広豊撮影)

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