'11/8/24
燃費が壁、マツダREどこへ
唯一のロータリーエンジン(RE)車であるRX―8の北米向け生産を終了したマツダ。燃費や排ガスに対する急速な規制強化を、現行REでクリアするのは困難な状況だ。マツダは低燃費の新型REを開発中とするが、スポーツカー市場の縮小もあり市販化のめどは立たない。RE車の将来像は不透明さを増している。
「RE車の欠点は燃費。世界で環境規制が強まる中、見直しが急務と結論を下したのだろう」。広島県内の部品メーカー幹部は述べる。2003年発売のRX―8。8年以上たち、一般的には全面改良の時期を迎えている。当初は日本、米国、欧州などで販売が好調だったが、05年以降は急速に減少した。
原因の一つが、世界での環境規制強化の動きだ。欧州では、09年から新排ガス規制「ユーロ5」が施行。現行モデルに適用が始まる前の昨年6月に、マツダは欧州向けRX―8の生産を終えた。米国でも燃費規制の強化が控える。
マツダは07年、排気量を拡大しながら燃費性能は改善する新型RE「16X」を10年代初頭に導入すると公表している。しかしその後、具体的な予定は示されていない。山内孝会長兼社長は「REは、(独自の低燃費技術の)スカイ技術の一つとしてやっていきたい」と、今後も低燃費化を目指す考えを示す。
広島県内の販社幹部は「RX―8は販売台数は少ないがブランドの要。ファンも多く必要な車」と話し、新型のREスポーツカーの開発を期待している。
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