「夏休み不自由研究のすすめ」
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昨日の横尾忠則語録より
｢ぼくは絵で言葉を否定しようとしている。絵の中から言葉を追放させるとはそーいうことだ。美そのもので言葉ではなく哲学を語らせたいのだ。それがこれからのぼくの絵画修行だ。｣
「夏休み不自由研究のすすめ」
夏休みの宿題にいまだに「自由研究」というものがあるが、
あれは、ぼくにとっては実に「不自由」研究だった。
自由にやりなさいと言われたら、なんの束縛もなかったら
逆に「不自由」になるのである。
一体どこから何から手をつけていいのか全くわからないのである。
この「自由」と「束縛」という教育課題は、まさに人生の課題である。
ところで、今の小学生や中学生が夏休みに、「夏休みの私の不自由研究」という名で、いかに自分が夏休みにこの自由研究という宿題が不自由であったのかを論じてみるというのも実に楽しい「自由研究」ではないかさえ思ったりするのである。
それと、もう一つやっかいな宿題に「読書感想文」というのがあった。
これがぼくには全く書けなかったのである。
誰に習ったわけでもないが、私が編み出したやり方は、
夏の最後の日に、「あとがき」のある本を原稿用紙に写すというやり方である。
図書館に行って、だいたい400字詰め原稿用紙２枚か３枚で収まるような「あとがき」を見つけてそれを必死に写すのである。
そして、最後に「私はこの夏休みにこの本を読んでそのように思いました。」と付け足すのである。
これが私が小学生から高校生の時までに編み出した「夏の読書感想文」の宿題の方法であった。
なにを言っても書けないものは書けないのである。
どう書いていいのかもわからない。
読書感想文なり、自由研究なり、とにかく「自由に書きなさい」「思った通りに書きなさい」と言われても全くイメージが浮かばないし、どのような文章の構成にして書いたらいいのかもわからないのである。
自由にならない。全くの不自由である。
このことに毎年のように悩むのである。
夏休みが楽しくないのである。
憂鬱になる。
でも、意外とぼくは、このことで夏の息苦しい「束縛」から解放されていったような記憶があるのである。
最初からあっさりと諦めているのである。
ところが、こんな少年が「教師」になった。
同じように読書感想文が書けない中学生がたくさんいることに気づいた。
今から30年前の中学校は、２学期が始まってそうした宿題提出ができていなかったら学級担任が国語の教科の先生に放課後残しててでもやらせてくださいよなんて詰められるのである。
今はどうなのかわからない。
私はクラスで読書感想文を提出していない中学生(なにせ一桁の数ではないのだ!!)を図書館に連れて行き、例の私の方法をこっそりと伝授したのである。
「いいか。この方法は絶対に秘密だぞ!!」と。
そして、私のクラスの子どもたちは、未提出者はゼロになったのである。
後から、担当の国語の先生からある飲み会の時に、
「なんでコニヤンのクラスは全員読書感想文が提出できているの?どうやってやったの?」みたいなことが話題になったが、私はニコッと笑うだけで本音は言わなかったのだ。
「いやあ、○○先生の迫力に子どもたちが負けてやる気になったんじゃないですか」と笑い飛ばしたことをいまさらのように思い出すのであった。
かように、夏休みの宿題というのは、繊細な感性の子どもたちにとって深い深い陰を落としているのである。
夏休みの宿題というのが何の苦もなく、また家庭の協力とか、いろんなことでできうる子どもはいいのだが、マジメなマジメなぼくのような繊細な少年にとっては、あれから50年経ってもいまだに苦い思い出としてトラウマとはならなくても思い出すのであった。
罪が多いのである。
そんなことを考えながら夏休みの宿題を出している「教師」というのは逆に今は少ないのではないだろうか。なんにも考えないで出しているのではないか。
「自由研究」という名の「不自由研究」である。
いかにも弁証法的であるが、これは事実であると思う。
そういう意味では、私は今となってはそのことを逆手にとって、実にそうしたことを楽しんだとも言えるのであるが、それは今となって言えることである。
だから、今の中学生にもそのことを伝えたいのである。
ああ非情。
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はじめまして、 突然すみません、 僕は、 土佐っ子のリョウと言います・・、 実は、 中学生の時、 身体を壊して、今日まで４度の大手術・・、 今も、 月２回病院に通っているんですけど・・、 お世話になってる病院に、 何か恩返ししたくて・・、 お笑いのネタ作っているんですけど・・、 それが、 これなんですけど・・、 意味がおかしいところ、 不自然なところとか、 ありませんか・・、 大丈夫ですか・・、 お忙しくない時で構いませんので、 もし良かったら、 僕のゲスブの方に、 コメ宜しくお願いします。
「 ワシも、 太平洋に向うて、 いろいろ叫びゆうき、 今から、 チョットだけ発表するぜよ〜！
ワシが、 おまえが平和を乱すな〜、 て、 叫ぶがは・・、 平和の象徴のハトの糞が、 頭に直撃した後じゃ〜！ 」
です・・、 宜しくお願いします（ペコリ）
2011/8/17(水) 午後 6:57
坂本亮さんへ>
はじめてまして。
書き込みの件なんですが、
私の年代より年上やったら十分にお笑いネタとして通じるし、オモシロいと思うんですけど、若い方とかそういう年令の方にはどうなのかなというのか正直な印象ですね。
それで、いらんことを考えてみましたのじゃあ。
「 ワシも、 太平洋に向うて、 いろいろ叫びゆうき、 今から、 チョットだけ発表するぜよ〜！ここにおる三人の像でなぜかワシの像が、まんなかじゃろう。タケチさん、ナカオカさん。 えいかよ。いうぜよ。「 平和の象徴のハトの糞が、 頭に直撃した後じゃ〜！ 」それで、わしゃあ、ハッとしたぜよ。なんぼいうたち、そんなこといわれんぜよ。おまんらにはさまれてわしゃあ肩身がせまいぜよ。」
チャンチャン。
こりゃああきません。
いいのが浮かんだらまたまた書き込みますき。
今晩はあまり冴えませんね。ああ無情。
2011/8/17(水) 午後 7:53