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基本的な操作

KIKIは、ツリーでページを管理します。ページはツリーのノードに割り当てられます。ノードはタブと同じようなものですが、ノードには親子関係があります。どのページからどのページを開いたのか、ページの関係が視覚的にわかります。

KIKIで下記のリンクをホイールボタンでクリックしてみてください。新しいノードでページが開かれます。

[ここをホイールボタンでクリックしてください]

ノードを確認したり切り替えるためには、ページツリーを表示します。サイドバーにマウスカーソルを移動するか、ページのリンクやボタンではない場所でホイールボタンをクリックすると、サイドバーが表示されます。

KIKIで下記をホイールボタンでクリックしてみてください。マウスカーソルの場所にサイドバーがポップアップします。

[ここをホイールボタンでクリックしてください]

開いたノードは、ノードごとに閉じることも、親ノードからまとめて閉じることもできます。ポップアップしたサイドバーの上部にあるボタンを使って、ノードを閉じてみてください。

マウス
マウスボタン

マウスボタンには以下の機能が割り当てられています。

操作場所/条件動作
左ボタン全般Internet Explorerと同じです。
左ボタンをダブルクリックページツリーノードを最新の状態に更新します。
右ボタン選択したテキストKIKIのコンテキストメニューを表示します。
その他Internet Explorerのコンテキストメニューを表示します。
ホイールボタンページのリンクやボタン新しいノードで開きます。通常のリンクだけではなく、サーチエンジンの検索ボタンなども新しいノードで開くことができます。新しいノードで開くと、マウスカーソルの位置にボタンが表示されます。このボタンを押すと新しく開いたノードに移動します。マウスを移動すると、このボタンは消えます。
何もないところサイドバーをマウスカーソルの位置にポップアップします。
1秒以上押すユニバーサルスクロールを開始します。
ページツリーノードを閉じます。ノードをたたんだ状態でクリックすると、まとめて閉じることができます。
ページ内検索ボタンページ内検索ボタンを削除します。
ホイール回転全般マウスカーソルの下にあるコントロールをスクロールします。クリックして、コントロールをアクティブにする必要はありません。
ページツリー通常の操作ではホイールの回転でノードが切り替わりますが、スクロールバーが表示されているとき、スクロールバー上で回転するとノードを切り替えずにスクロールだけをおこないます。
ページ内検索ボタン回転した方向に検索をします。
右ボタンを押しながら
左ボタン
ページのリンクやボタンブラウザを分割して開きます。分割したブラウザを閉じるためには、「ツール」ボタンから「ブラウザを分割」−「分割」を選んでください。
右ボタンを押しながら
ホイールボタン
ページのリンクやボタン別ウィンドウで開きます。
右ボタンを押しながら
ホイール回転
ページ回転した方向にノードを移動します。サイドバーが浮動モードのときは、ページツリーが自動的に表示されます。
マウスジェスチャー

マウスジェスチャーは、右ボタンを押したあとにマウスを移動してから右ボタンを放すことによって、いろいろなアクションを呼び出す機能です。マウスジェスチャーは自由にカスタマイズできます。

初期登録されているジェスチャーのうち、基本的なものを以下に紹介します。

アクションジェスチャー動作
戻るブラウザのページを戻ります。
進むブラウザのページを進みます。
最新の情報に更新↑、↓ブラウザのページを最新の情報に更新します。
閉じる↓、→選択しているノードを閉じます。
子ノードも一緒に閉じる↓、→、↓選択されているノードと、その子ノードを閉じます。
ツリーを閉じる↓、→、↓、→アクティブなノードが含まれているツリーを閉じます。
ノードを上に移動一つ上のノードに移動します。
ノードを下に移動一つ下のノードに移動します。
ツールバー

ツールバー上でマウスを右クリックすると、ポップアップメニューが表示されます。このメニューから、メニューバーやページタブの表示と非表示を切り替えることができます。

サイドタブ

ウィンドウの左にあるサイドタブにマウスカーソルを移動すると、サイドバー(ページツリーなど)を自動的に表示します。設定を変更してクリックしなければ表示しないようにできます。

サイドタブ上でマウスカーソルを移動すると、サイドバーの表示を自動的に切り替えます。設定を変更してクリックしなければ切り替えないようにできます。

サイドバーの領域からマウスが移動すると、サイドバーを自動的に非表示にします。サイドバーの右上のボタンで、サイドバーを固定すると常に表示されるようになります。

アクション

カスタマイズ可能なアクションの一覧です。「KIKI オプション」で設定することができます。

ファイル
アクション ショートカット マウスジェスチャー コマンドバー 説明
初期設定編集 初期設定編集 初期設定編集
空白のページを開く 空白のページを新しいノードで開きます。
ホーム ページを開く ホーム ページを新しいノードで開きます。
アクティブなページを開く Ctrl+N アクティブなページと同じページを新しいノードで開きます。
クリップボードから開く クリップボードにあるアドレスを新しいノードで開きます。
ファイルを開く Ctrl+O ファイルを新しいノードで開きます。
ページの保存 Ctrl+S アクティブなページに名前を付けて保存します。
ページ ツリーの保存 ページ ツリーに名前を付けて保存します。
ページ ツリーを開く ページ ツリーを開きます。
印刷設定 アクティブなページの印刷用紙、ヘッダー/フッター、印刷の向き、および余白を設定します。
印刷 Ctrl+P アクティブなページを印刷します。
直接印刷 印刷ダイアログを表示せずに直接印刷します。
印刷プレビュー アクティブなページの印刷イメージを表示します。
インポートおよびエクスポート お気に入りなどをインポート、および、エクスポートします。
オフライン作業 接続せずにオフラインで表示します。
ページ ツリーを保存して終了 ページ ツリーを保存して終了します。次回起動時にページ ツリー復元します。
終了 アプリケーションを終了します。
ページ
アクション ショートカット マウスジェスチャー コマンドバー 説明
初期設定編集 初期設定編集 初期設定編集
閉じる Ctrl+W ↓、→ アクティブなノードを閉じます。
子ノードも一緒に閉じる Ctrl+Q ↓、→、↓ アクティブなノードと、そこから派生しているすべての子ノードを閉じます。
子ノードだけを閉じる Shift+Ctrl+Q アクティブなノードから派生しているすべての子ノードを閉じます。
ツリーを閉じる ↓、→、↓、→ アクティブなノードが含まれているツリーを閉じます。
兄弟のノードを閉じる アクティブなノードと兄弟のノードをその子ノードも含めて閉じます。ただし、アクティブなノードがトップレベルの場合は閉じません。
アクティブなノード以外を閉じる アクティブなノード以外をすべて閉じます。
これより上のノードを閉じる これより上にあるノードをすべて閉じます。
これより下のノードを閉じる これより下にあるノードをすべて閉じます。
すべて閉じる すべてのノードを閉じます。
これより左のノードを閉じる これより左側にあるノードをすべて閉じます。
これより右のノードを閉じる これより右側にあるノードをすべて閉じます。
High マルチメディアとセキュリティの設定を「High」に切り替えます。
Medium マルチメディアとセキュリティの設定を「Medium」に切り替えます。
Low マルチメディアとセキュリティの設定を「Low」に切り替えます。
ページを固定 ↓、↑ アクティブなノードをロックして、リンクはすべて新しい子ノードで開きます。
新しく開いたノードをアクティブ リンクやボタンから新しいノードでページを開いたときに、開いたノードを自動的に選択します。
ポップアップ ブロック アクティブなノードで、ページを開いたときの自動ポップアップを抑止します。
画像の自動リサイズ 大きな画像は自動的にウィンドウサイズに合わせて表示します。
既読と未読の切り替え 既読の状態のときは未読の状態に戻します。未読の状態のときは既読の状態にします。
編集
アクション ショートカット マウスジェスチャー コマンドバー 説明
初期設定編集 初期設定編集 初期設定編集
切り取り Ctrl+X 選択範囲を切り取って、クリップボードにコピーします。
コピー Ctrl+C 選択範囲をクリップボードにコピーします。
貼り付け Ctrl+V コピーまたは切り取った項目を、選択範囲に貼り付けます。
リンクをコピー 選択範囲のソース(HTML)に含まれるリンクを、クリップボードにコピーします。
リンクを開く 選択範囲のソース(HTML)に含まれるリンクを、新しいノードで開きます。
アドレスを開く 選択範囲の文字列(TEXT)に含まれるアドレスを、新しいノードで開きます。
タイトルとアドレスをコピー ページのタイトルとアドレスをクリップボードへコピーします。
すべて選択 Ctrl+A ページの全ての項目を選択します。
ページの検索 Ctrl+F ページの文字列を検索します。
アドレスにフォーカス Alt+D フォーカスをアドレスに移動します。
ダイレクト リクエストにフォーカス Alt+S フォーカスをダイレクト リクエストの入力ボックスに移動します。
ページにフォーカス フォーカスをページに移動します。
表示
アクション ショートカット マウスジェスチャー コマンドバー 説明
初期設定編集 初期設定編集 初期設定編集
メニュー バー Alt メニュー バーを表示します。
ノードを上に移動 Alt+Up
Ctrl+Tab
ブラウザ ツリーのノードを一つ上に移動します。
ノードを下に移動 Alt+Down
Shift+Ctrl+Tab
ブラウザ ツリーのノードを一つ下に移動します。
親ノードに移動 ←、→、← 一つ上の親ノードに移動します。
次の未読ノードに移動 次の未読ノードに移動します。
ノードの展開/縮小 ノードを展開、または、縮小します。
ツリーの展開/縮小 選択しているノードを含むツリーを展開、または、縮小してトップレベルの親ノードに戻ります。
ソース ページのソース(HTML)を表示します。
プライバシー レポート ページのプライバシー レポートを表示します。
全画面表示 F11 全画面で表示します。
ページの最初に移動 ↑、↓、↑ ページの最初に移動します。
ページの最後に移動 ↓、↑、↓ ページの最後に移動します。
アドレスの階層を上に移動 アドレスの階層を一つ上に移動します。
お気に入り
アクション ショートカット マウスジェスチャー コマンドバー 説明
初期設定編集 初期設定編集 初期設定編集
お気に入りに追加 Ctrl+D アクティブなページをお気に入りの一覧に追加します。
お気に入りの整理 Ctrl+B お気に入りを整理します。
ツール
アクション ショートカット マウスジェスチャー コマンドバー 説明
初期設定編集 初期設定編集 初期設定編集
KIKI オプション KIKI の設定を変更します。
インターネット オプション インターネット エクスプローラと共通の設定を変更します。
アドレス フィルターに追加 アクティブなページをアドレス フィルターに追加します。
分割 分割ブラウザを表示します。
右側 分割ブラウザの位置を右にします。
下側 分割ブラウザの位置を下にします。
ヘルプ
アクション ショートカット マウスジェスチャー コマンドバー 説明
初期設定編集 初期設定編集 初期設定編集
KIKI ホーム ページ KIKI のホーム ページを開きます。
バージョン情報 バージョン情報を表示します。
アドレス
アクション ショートカット マウスジェスチャー コマンドバー 説明
初期設定編集 初期設定編集 初期設定編集
戻る Alt+Left
BkSp
前のページに戻ります。
進む Alt+Right
Shift+BkSp
次のページに進みます。
最新の情報に更新 F5 ↑、↓ ページのコンテンツを最新の状態に更新します。
中止 Esc ページの読み込みを中止します。
その他
アクション ショートカット マウスジェスチャー コマンドバー 説明
初期設定編集 初期設定編集 初期設定編集
ダイレクト リクエスト ダイレクト リクエストを実行します。
選択した文字でダイレクト リクエスト ページ内の選択した文字で、ダイレクト リクエストを実行します。
ページ内を次に検索 F3 アクティブなページを次に検索します。
ページ内を前に検索 Shift+F3 アクティブなページを前に検索します。
ダイレクト リクエストに追加 ダイレクト リクエストの入力ボックスに選択したテキストを追加します。
ダイレクト リクエスト選択メニュー ダイレクト リクエスト選択メニューをドロップダウンします。
ダイレクト リクエスト クイック メニュー ダイレクト リクエスト クイック メニューをドロップダウンします。
ハイライト ハイライト表示します。
選択した文字をハイライト ページ内の選択した文字をハイライト表示します。
最小化 ウィンドウを最小化します。
最大化 ウィンドウを最大化します。最大化されているときは標準に戻します。
拡大 Ctrl+Num + ページを 10% 拡大します。
縮小 Ctrl+Num - ページを 10% 縮小します。
サイド バーをポップアップ マウス カーソルの位置にサイド バーをポップアップします。
サイド バーを浮動モードで表示 サイド バーを浮動モードで表示と非表示を切り替えます。
サイド バーを固定モードで表示 サイド バーを固定モードで表示と非表示を切り替えます。
サイド タブ切り替え サイド バーのタブを下に切り替えます。
未読をすべて開く 未読のフィードをすべて開きます。
フィードを更新 すべてのフィードを最新の情報に更新します。
元に戻す Alt+Z 閉じたノードを元に戻します。
設定ファイル

「KIKI オプション」や「インターネット オプション」で設定できる項目の他に、設定ファイルを直接編集することで変更できる項目があります。ここでは、設定ファイルの編集で変更できる項目を紹介します。

設定ファイルのファイル名は、 kiki.ini です。設定ファイルは、最初にKIKIを起動して終了したときに、 kiki.exe と同じフォルダに自動的に生成されるテキスト ファイルです。メモ帳などのテキスト エディタで編集することができます。設定ファイルの編集は、必ずKIKIを起動していない状態でおこなってください。

設定ファイルでのみ変更できる項目は、通常はあまり変更する必要がないと思われるものです。必要な方だけ、ここの情報を参考にしてください。

ユーザーエージェント

ユーザーエージェントを設定します。何も指定しない場合は、Internet ExplorerのユーザーエージェントにKIKIのバージョン情報を追加したものを使います。文字列を指定した場合は、その文字列をそのままユーザーエージェントとして使います。

[Settings]
UserAgent=

ユーザーエージェントエージェントは自由に設定できますが、サーバーによってはユーザーエージェントによって、表示方法の切り替えや接続の可否を決めている場合があります。ユーザーエージェントを変更していて正しく表示されないページがある場合は、空欄に戻してみてください。ユーザーエージェントはサーバに送信される情報です。個人の特定に繋がるような情報は、記述しないように注意してください。

タイトルとアドレスをコピーのフォーマット

「タイトルとアドレスをコピー」でコピーするフォーマットを指定することができます。何も指定しない場合は、タイトル、改行、アドレスの形式になります。

[Settings]
CopyLocationFormat=

フォーマットに指定した文字列は、以下の置換がおこなわれます。アドレスとタイトルの両方を指定しなくてもかまいません。

$a アドレス
$t タイトル
$n 改行

例えばリンク形式でコピーする場合は、以下のように設定します。

CopyLocationFormat=<a href="$a">$t</a>
Version 1.1.11までのインタフェース

完全に同じにすることはできませんが、Version 1.1.11までのインタフェースと近づけることができます。Version 1.1.11のようなインタフェースで使いたい場合は、以下のように設定を変更してください。

ツールバー上でマウスを右クリックして、ポップアップメニューを表示してください。ポップアップメニューを以下のように変更してください。

「ツールボタン」から「KIKIオプション」を選択してオプションダイアログを表示してください。KIKIオプションを以下のように変更してください。