■ 6億円強奪、初公判で犯人隠避認める
東京・立川市の警備会社から現金およそ6億円が強奪された事件で、25日、初めての裁判が開かれ、実行犯の逃走を手助けしたとして犯人隠避の罪に問われた男が起訴内容を認めました。
この事件は今年5月、東京・立川市の「日月警備保障 立川営業所」で現金およそ6億円が強奪されたものです。 すでに10人が逮捕され、8人が起訴されていますが、このうち、横浜市の無職・伊藤彩人被告(26)は元・暴力団組員の男と共謀し、実行犯とされる渡辺豊被告(41)を横浜市から大阪市まで乗用車に乗せ、逃走の手助けをしたとして、犯人隠避の罪に問われています。 25日の伊藤被告の初公判は今回の事件で初めての裁判となりますが、伊藤被告は起訴内容について「間違いありません」と認めました。 一方、検察側は「社会を震撼させた重大な犯罪の実行行為者の逃走を手助けするもので、極めて悪質だ」として、伊藤被告に懲役1年6か月を求刑しました。(25日15:45)
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