エンタメ【紳助さん引退】テレビ局の責任は大きい 麻生千晶さん+(1/2ページ)(2011.8.25 11:41

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【紳助さん引退】
テレビ局の責任は大きい 麻生千晶さん

2011.8.25 11:41 (1/2ページ)

 23日夜に突然の引退会見を行ったタレントの島田紳助さん(55)。トップスターとして多くの番組を仕切る華やかな活動の一方で、暴力団との交際という“闇”を抱えていたことも明らかになった。作家の麻生千晶さんに、今回の引退騒動と、島田さんが活躍したテレビ界の現状をどうみるかを聞いた。

 そもそもテレビ局は免許事業で、ジャーナリズムの一翼も担う社会の木鐸(ぼくたく)の一つ。番組、出演者とも品位と責任が求められる。中でも司会者は社会人代表であるべきなのに、島田紳助の場合は“突っ込み”と称する「いじり」と「いじめ」を繰り返していた。

 しかし現在のテレビ界は、彼のような下品な発言で人間の卑しい欲望に応える存在に「視聴率が取れるから」と大金を積んできた。しかも“大司会者”として、番組プロデューサーのように出演者やスタッフの選定までしていたと聞く。

 芸能界の大権力者になってしまい、番組で人の顔の造作や体型についてまであれこれ言うなど、全く見苦しかった。しかしテレビ局はたしなめるどころか、ひれ伏してきた。

 そんな彼の手法を真似(まね)する子供も増えたと聞く。それだけ影響力があった訳で今回、いかがわしい人間の黒い交際が分かったのだから、(反面教師として)教育材料にしたらいいのではないか。

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