中央日報 latest news
この5年間の障害児の養子縁組、国内135人-海外3428人
2009年05月11日08時36分[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
写真拡大 |
この1年間で養子縁組した障害児は153人だ。
うち29人が国内の家庭に、124人は国外にそれぞれ送られた。昨年は障害児の養子縁組が少なかったが、年平均500-700人にのぼる。
保健福祉家族部が与党ハンナラ党の林斗成(イム・トゥソン)議員に提出した養子縁組資料によると、03-08年の5年間、国内の家庭に送られた障害児は135人だった。外国の家庭に送られた障害児は3428人で、国内の家庭と養子縁組した児童の25.4倍にのぼった。同じ期間に、障害児でない児童の国内家庭との養子縁組(1306人)は、海外家庭との養子縁組(1250人)を上回った。
大韓社会福祉会のイ・ミラ部長は「障害を持つ児童への支援が不足し、国内より海外の家庭と養子縁組するケースが多くなっている」と説明した。イ部長は「障害児の場合、終生責任を負わなければいけない、という点が大きな負担となっているようだ」とした。
障害者のための福祉制度がきちんと整っておらず、一生障害児とともに生きていかねばならないという点が、養子縁組をためらわせているということだ。障害児を養子として育てる場合、月50万ウォン(約4万円 障害児でない場合は10万ウォン)の養育費が支援される。
今日のイチオシ記事
関連記事
- 米国に養子縁組した障害児の“愛の写真展”開催 2008年05月30日 (金) 09時44分
- 「政府のシングルマザー支援で、養子縁組減りました」 2008年09月21日 (日) 10時53分
- 養子先と離縁の韓国人少女、新しい親のもとへ 2008年10月20日 (月) 16時34分
- 養子縁組、優秀な人材などに条件付の二重国籍取得認める 2008年12月30日 (火) 08時43分
- 日系米国人家庭の養子イワタさん、韓国で親探し再挑戦 2009年03月07日 (土) 12時51分