吉祥寺に健康志向の丼カフェ「ドンブリオ」−和のファストフード目指す /東京
みんなの経済新聞ネットワーク 8月24日(水)19時0分配信
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さけの京風仕立て丼 |
【画像】 ガラス張りのしゃれた店舗外観(関連画像)
店舗面積は31.6坪で、テーブル36席、カウンター8席を用意。ファサードは全面ガラス張りにし、カフェのような内装に仕上げた。「和食のエッセンスを丼という形態で表現したかった。現状の丼屋は概して男性向きのエネルギー充足型であることから、それを健康指向にし、空間的にも配慮して、男性だけに偏った『丼』を女性にアドレスすることでソリューションになるのではないかと考えた」と、同店を運営するジェイ.クレスリアルエステート(千代田区)社長の上野仁史さん。現代性を加味した健康志向の「和」のファストフードのニーズが高まっているという。
メニューは、山形の有機農家の平飼い鶏を使用した「ごぼうの鶏そぼろ丼」(850円)、「こだわり有機野菜のあんかけ丼」(900円)、あっさりとしたキハダマグロを使用した「マグロの照り角煮丼」(950円)、サケを酒かすと西京みそで仕上げた「さけの京風仕立て丼」(900円)、「豆腐と昆布つくだ煮のスープ丼」(800円)、「生湯葉あんかけ丼」(850円)、「ねぎ塩ソースの蒸し鶏丼」(950円)など、全12種の丼料理を提供。全ての丼には小鉢2皿とみそ汁(またはデザート)が付く。「小丼セット」(1,050円)は好みの小丼2種と、小鉢2種、みそ汁(またはデザート)がセットになる。
スイーツのメニューには、おからが入ったチョコブラウニーに生湯葉をはさんだ「ゆばチョコブラウニー」(500円)、「豆乳わらび餅」(400円)、「豆腐のティラミス」(500円)、「和三盆ロール」(450円)、豆乳プリンや豆腐白玉などの大豆素材にしょうゆソースを生かした「まめパフェ」(600円)などをそろえる。全ての料理で有機、無添加の食材を吟味しているという。
「吉祥寺は職住遊のバランスが取れた街で、マーケティングに好適。情報発信ということでも十分成熟していて、おしゃれなイメージもあることから適切と考えた。今回はテストトライアルの意味もあるので、さまざまなことを検証し、市場性があることが実感できればディフュージョン(普及)していきたい」と上野さん。「ブラッシュアップすべき点は多々あるが、吉祥寺発の新しい『和』の業態として発信し続けていきたい」とも。
営業時間は11時〜22時(日曜は21時まで)。
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ジェイ.クレス
最終更新:8月24日(水)19時27分
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