福島「共感持ち接したい」 被団協の事務局長日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中熙巳事務局長は23日、東京の日本記者クラブで講演し、東京電力福島第1原発事故による被ばくについて「えたいの知れない放射性降下物によって起こるかもしれないことへの不安は、原爆被爆者と福島で共通。これからどう生きていったらいいか、共感を持って接していきたい」と語った。 被団協は7月、運動方針に「原発の新・増設計画をとりやめ、操業停止・廃炉にするよう要求する」と「脱原発」を盛り込んだ。 田中氏は「放射能を浴びるということは、絶対にあってはならない。原発で起きたのだから、なくすべきだ」と述べた。 【共同通信】
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