【福岡】転覆事故で那珂川の水上バスに国が安全指導

08/24 14:32 更新

静岡県で5人が亡くなった川下り船の転覆事故を受けて、福岡市内の水上バスに24日国が立ち入り検査を行ないました。午前10時、福岡市の那珂川を走る水上バスに九州運輸局の職員6人が乗り込み、船の救命胴衣の確認や安全管理規定に基づき運航しているかなどを検査をしました。この検査は、川を走行する客船のうち屋根などに覆われでいない船を対象に行われています。事故後に国が出した行政指導では、12歳未満のみ義務付けられていた救命胴衣の着用を乗客全員が着用するよう求めています。乗客は「私たちが安全に乗れる体制にして頂ければというのだけ願っている」と話していました。九州運輸局では「再発防止に向け九州各地で指導していく」としています。