'11/8/24
RX8、環境逆風で北米撤退
マツダが、ロータリーエンジン(RE)を搭載するスポーツカー「RX―8」の北米向け生産を5月に終えたことが23日、分かった。欧州向けも昨年終了しており、海外の主要市場から撤退する。販売不振に加え、環境規制の強化が逆風となった。国内向けなどの生産は継続する。
RX―8は本社宇品工場(広島市南区)で生産し輸出している。米国やカナダなどへの北米仕様車は5月に生産を終え、現地での販売は在庫がなくなり次第、終了する。
マツダ広報本部は「ビジネス上の観点から、北米で今後強化される規制に対応しないことを決定した」と説明。今後の環境規制強化への対応が難しいことや、販売不振、円高による輸出採算の悪化などを総合的に考慮したとみられる。
RX―8は唯一の量産RE車で2003年に発売。REは小型で振動が少ないが、燃費性能が低い。欧州では新たな排ガス規制が施行されたことを受け昨年6月、欧州仕様車の生産を終了。米国でも新たな燃費規制が17〜25年に施行される見通し。
国内販売と、オーストラリア、中国などへの輸出は継続するとしている。新型のRE車については「開発は鋭意進めている」としている。
【写真説明】生産を終了したマツダのRX―8の北米仕様車
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