2011-08-24 23:45:35

あっ言っちゃった。Wikipediaについて

テーマ:ブログ
もうすぐ、秋のエベレストに向けて出発します。肉体もかなり変わってきました。今まで、朝7時間からスペシャルトレーナーと一緒に加圧トレーニングと体幹を鍛えるトレーニングを1時間半行い、その後はランニングと心臓を鍛える坂道ダッシュ。
 午前中の打ち合わせが終わったら、お昼を抜いて、またランニング。打ち合わせが終わった夜中に、ランニングと筋トレという毎日を過ごしていました。
 トレーングだけではなく食事制限も行い、体重もかなり減りました。筋肉増強と減量は相反するもので昼間は頭が朦朧としてきてかなり辛かったのです。今日の夜は久しぶりにきちんとしたご飯を食べましが、お腹いっぱいまで食べることはできませんでした。
 しんどいと思うことは、全くありませんでした。やる気を失うことも、心が折れることもありませんでした。それは、登りたい山があるからです。
 登りたい山がなければ途中で挫折どころか、道に迷っていたかもしれません。
だから道に迷わず、やる気を出して生きて行く為には、山を見つけるしかないと思いました。
 先日、ある山岳ジャーナリストと話をしていました。話はシシャパンマ南西壁の話だったのですが、「栗城君はかなり誤解をされている。栗城君がやりたいことをきちんと説明した方がいい」と言われました。
 ウィキペディアに事実と全く違う事が書かれていたり、ヒマラヤの実情を全く知らないのだなと思わせる文面や、特定の人物が意図的に悪い方に書こうとしている文面などがあり、それは良くないなと感じていました。ただ、この人は知らないだけだなと思っていたのですが、その山岳ジャーナリスト(来月に山岳歴史の連載を某新聞でやるようです。)から「きちんと事実を言わないと勘違いされたままだよ」と言われ、あまりブログで書くことではないのですが、エベレストを前に少し誤解を解いておいた方がいいと思い、書くことにしました。
 それはウィキペディアで僕が「7大陸最高峰単独無酸素」を売りにしていると書いているのですが、その事実は全くないです。まず7大陸最高峰は、エベレスト以外は酸素ボンベなしで登れるのは誰もがわかっていることです。僕がそのようなことを言っていたら、僕がお世話になっている山の先輩方々に注意されます。でも、言ってもいないので注意もなにもないです。
 なぜ、そのようなことが広がったかというと、昔、取材で「6大陸を登ったら次はエベレストの単独・無酸素登山です」と答えたら記事に「7大陸単独無酸素を目指す」と書かれたのです。きちんとおつきあいをさせて頂いているメディアの方はそのような表現は決してしません。今は自分で栗城事務局のスタッフがメディアの管理をしてくれていますが、昔は一人で全てをやっていたので記事のチェックなどさせてもらえませんでした。今でも新聞やニュース、一部の雑誌などでは記事のチェックはさせてくれません。
 確かに登山を始めた学生の頃は、5大陸最高峰で地球を感じながら山を登ってみたいという夢がありました。しかし、今は全くの別の目標です。
 秋のエベレストは今の僕にとって最大の目標ですが、それは「終わり」ではなく、「始まり」です。8000mのバリエーションをソロで登るという究極の目標があります。(次に行く山は秘密です。)
 僕を知っている記者さんはきちんと理解してくれますが、全てとは言いませんが僕のことも山のこともよく知らずに一度会って取材し、何も調べないで書いている記事で「7大陸単独・無酸素」という表現をされます。もし僕が本当にそのようなことを言っているのであれば、今でも記事に「7大陸最高峰単独・無酸素登頂を目指す」と全部の記事に出ていいのに出ていませんよね。他にもウィキペディアでは正しくない情報がいっぱい載っているけど、、、
 明日はいよいよ「EVEREST SHARE 2011」の計画発表を行います。きちんと正確に自分の思いがメディアに出ているのか楽しみです。
 地上の山登りもしんどいな。あっ言っちゃった。
 ナマステ。

コメント

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1 ■wiki読みました

先日twitterで話題にされてたのを見て気になり、読んで驚きました。本来、wikiのような場所は、栗城さん本人の事を紹介するような文章が並ぶものだと思っていたのですが、「単独無酸素」という事の定義を書き連ねた上の批判のようなものまで。

私はエベレスト以外はすべて酸素が不必要だなんて事知りませんでしたが、栗城さんの「単独無酸素」という言葉にだけ魅力を感じたわけではありません。

今まで、どんな登山家が「登頂」した、とニュースが流れても、写真ですら一般人が目にするには機会が少なかったのに、その機会を私たちに与えてくれる。まさに「冒険の共有」をさせてもらえている。

本来登らなくてもいい地上の山を気にしすぎないようにしてくださいね。隊員は皆わかって応援していますよ。

2 ■その心 応援です。

ナマスカール・・(合掌 感謝!)

 確かに状況で人の心は変わります。

 迷うことなく己の生き方を貫いてください。小生はその栗城さんに共感し応援させていただいてきました。

 これからもです。
 
 成功を信じて!

3 ■栗城さんへ

私も誤解される事、多々あります。
でもそれを違う!っていうのもエネルギーがいるんですよね。
余計なエネルギーを使いたくないのが本音。
確かに悲しく悔しい!
イライラして誰も信用出来ない時期もありました。
今も多少あります。
私ね、栗城さんがこの事を言ってくれるのを待ってました。
何故、違うなら違う!と言わないんだろう?と。
今回書く事の決断、かなりエネルギーを使ったかと思います。
アッパレ!
私も言える様にします!

4 ■あ~

それは感じてます
今回の自己血輸血も
ドーピングと言う人まで出てきちゃって……ちゃんとツイートなど栗城さんを追う人は
考えても
輸血直後にアタックしない事も知って居ますネットやメディアって手軽な分
知りたい人間も
ちゃんと調べるべきですね……
安易に信じて躍らされたく有りません
私は信じてます♪
栗城さんが嘘なと
つかない事♪
新しいサイト楽しみです♪
沢山の人達と希望をシェアしたいです!

5 ■無題

栗城さん、こんばんは。
ウィキペディアに書かれている内容は正直いって知りませんでしたが、栗城さんや栗城さんの周りのみなさんの言葉を信じればいい事だと思います。
出発前にブログを更新してくれるとうれしいです。
ではお休みなさい。

6 ■修正しちゃえば。

せっかくのwikipediaなので、どんどん修正しちゃえば良いと思います。

7 ■無題

栗城さんの
その挑戦する
心を見習います!!

栗城さんなら大丈夫。
ゼッタイに。

奄美の地から応援
していますよ~o(^-^)o

無事を心で祈っています。

8 ■言っちゃってくれて、ありがとう。

わたしも応援者である以上、栗城さんの事を誤解されたままでそれが広がっていくのはすごく嫌です。
でもそれにひとつひとつ対応できる規模じゃなくなってるし、でも間違ったまま広がるのは本当に嫌です。
出発前に、ご自身のブログでご自身の言葉できちんと書かれたのは良かったです!!
誤解は消えてなくなれ~!!
栗城さんが選択した山がいかに過酷か、より多くの人に伝わって、それを感じた人が
一人でも多く勇気や元気や力が湧いてくれたら、嬉しいです。

いつも背中を押してくれる栗城さんの存在に感謝!!
そして栗城さんを支えているスタッフの方々にも感謝!!

成功を強く願ってます。ナマステ。

9 ■「しんどい」にありがとう♪

誤解はつきものですよね。私たちの活動でも、いろいろグサグサとメッセージやコメントが届きます。

どうして言われるんだろう。と思ったり悩んだりもしますが、きっと栗城君はこの何百倍も言われているんだろうなぁ。なんて、ちょっと近づいた気分を楽しんでます。

最近では、私が人さまに呼んで頂きお話をさせて頂くようになりました。ありがとう。と言われ、何かのきっかけをつかんで頂ける。こんなすばらしいことって、感動&感謝です。

これも、すべて栗城君のおかげです。
夢を志に変えて!前に進んでます。

私は、頑張って。というのはやめました。自分も頑張ります。だから、お互い頑張りましょう。と言いたい。

お互い、頑張りましょう!

10 ■そう

本当に理解してもらう事は難しいです。

全ての人が平等にテレパシーでも使えれば、自分の心の中も相手の心の中も、複雑な部分まで真実だけなのですけどね。

全ての人にそれが出来ても、逆に複雑な事も増えるのかもしれませんが(笑)

誤解を解く為に説明する事は、スッキリする事ばかりでも無く良い事ばかりでも無く、とても労力の居る事ですが、それが自分の為でもあり相手(不特定多数の人達も)の為でもあると感じた時は、責任を持って伝える事は大切な事だと思います。

自分の軸がしっかりして居れば、必ずそれが常にいつかに繋がると思います。

今はエベレストという目の前の目標に向けて、出来る限り頑張って下さい。

応援しています。

気持ちを伝えて下さり、ありがとうございました。

11 ■無題

私もなりすましコメント、悲しかった。
誤解されるって、とても悲しいやら情けないやら。
栗城さんはどうか分からないけど
分かってくれる仲間に感謝。
どうか栗城さんも負けないで!
私は影ながらですが
応援しています。
前へ!前へ!振り替えず前へ!

12 ■無題

読んでいて胸が苦しくなりました。
目を閉じて、Powerを送りました!
栗城さん、自身の内なる力を信じて前進されてください!
大丈夫。

13 ■無題

わかってます(^O^)/応援してますよ(#^.^#)

14 ■しんどいな~

栗城さん

「地上の...しんどいな~」

言っちゃってくれて、 ありがとう。

今夜の栗城さんから吐かれた、「しんどいな~」は どれだけの方々が 癒されたか!?

しんどいことだらけの 人生。

しんどいのを越えた先に 感動が待っているんですよね。

冒険の共有。
私はとても楽しみにしています。
山に登ってみたいです。
無理とわかっていますが、それでも登ってみたいです。

栗城さんから教えて頂いた山への魅力。

いつか 山に登りたい。
私の分までエベレスト登頂を楽しまれて来て下さいね。

成功を祈る!

栗城さん、頑張ってね、しんどさ蹴飛ばすぐらいの気合いで、
私も頑張りますから。

マッキンリーに登りたい。私の夢です。

星野道夫さんが写した写真の中にマッキンリーが写っている風景があります。
大好きな風景でした。

15 ■信じています!

有名になると尾ひれがついたり心無いデマが蔓延ったりしますねf^_^;)
しかし、そういうのは栗城さんの講演会に参加してお話を聞いた方ならば正誤の判断がつくかと思います。やっかみや嫉妬などを持ってる人が変な情報を広めるのでしょうね…

あくまでも噂は噂。

僕は純粋に栗城さんの著書を読んだり講演会で話を聞いて親近感を覚えるとともに活力を頂きました!

3度目のエベレスト無事に帰国してください

エベレストでの御健闘を祈念します!!

16 ■あ

了解です!まぁその前にファンは(ちゃんとわかってる人は)そんな事思ってませんけどね☆それだけでも大切な事だよね(^O^)

17 ■無題

誤解を招く記事が出回っていると辛いですね。

悪気がなく書いてしまったのならまだいいですが悪気があって書いてしまうのは許せないです。

記事が本当なのか嘘なのか正確には判断出来ない時もあるので本当の事を伝えてくれると助かります。

地上の山登りもしんどいですけど、秋のエベレストの挑戦応援してます!

私は地上の山登りに登ります。

ナマステ。

18 ■無題

大切なことば、沁みる音。単語の羅列が紡ぎだした文章には筆者の感情が宿りバイブレーションとなっていくのだと感じます。
だから、栗城さんの著書で励まされ、勇気づけられた人が、自分なりの一歩を踏み出せたのだと思います。

記事はノンフィクション。
訂正してくれて良かった。そう思います。

心ない人もたくさんいるだろうし、本人の無知を自覚せずに他者攻撃することもあるでしょう。
自分なりの判断が出来てニュートラルでいられる自分でありたいと思います。

出発まであと数日間。
栗城さんにとって有意義な時間でありますように!ハッピーでありますように!

19 ■☆伝わってます!☆

すべての人に100%を伝えるのは、
なかなか難しいですよね・・・。

間違ったことが広まってしまうことも
悲しいです!!

でも、わかってる人はわかってるし、
ちゃんと伝わってると思います!!

だから大丈夫です☆

地上の登山も大変そうですが、
その走り続けてる姿に勇気をもらってます!
いつも勇気をありがとうございます。

新しいサイトも楽しみにしていますね♪

20 ■無題

栗城さん、ご多忙中のブログ更新ありがとうございます♪嬉しいです。誤解の波紋が広がって心が痛いとは思いますがここに来る皆さんは分かっていますよ。大丈夫です。
こうしてブログに書き、地上の登山もしんどいな。と素直な気持ちを書く栗城さんが私は好きです。これからも応援しますので目指す道をズンズン進んでくださいね(^-^)

21 ■無題

ブログ更新ありがとうございます!

私も先日、ネットやいろんなところで栗城さんの記事を見ました。

Σ( ̄ロ ̄lll)ひたすら衝撃です。


だけど、そんなサイトや噂のやり取りの中でも、

栗城さんの事を応援してる人達が

『それは事実ではないよ』『こうなんだよ』と伝えてる人が必ずいました。

(*^^*)

今回の栗城さん自らのブログ発言で

多くの人に

栗城さんの想いと事実が

真っ直ぐ、真っ直ぐ伝わりますように★

これからも、沢山の人達と共に

貴方の夢を応援してます。


…あの、事実ですからね♪(笑)

22 ■無題

今日たまたまWikipediaをみていたのでタイムリーすぎるブログで少し驚きました!笑

色々な批判をする人がいますけど、そんな人たちはただの暇人。
人生を充実させている栗城さんが羨ましいだけだと思います。
嫉妬。
でもそんな人達も栗城さんに興味があるからこその批判とも思います!
興味を持たれないよりはいいかもしれませんね!そんな人たちの言葉も力に変えちゃってください!
実際栗城さんが羨ましいと自分も思います!だからこそ挑戦し続けてほしいし、常になにかを発信してほしいです!
栗城さんはかなり刺激になっています!
これからもなにごとにも負けず頑張ってください!

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