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放射性セシウムを含む稲わらを与えた肉用牛について

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年8月24日更新

 今般、福島県などの畜産農家が放射性セシウムに汚染された稲わらを与えられた牛の肉が、すでに全国的に流通していることが判明しました。 これまでに回収された牛肉を検査した結果、 一部の牛肉から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されています。

 現在、埼玉県では県内に流通していることが判明した放射性セシウムに汚染されている疑いのある牛肉について、食品関係事業者の方々にご協力をいただき流通調査を行っています。
 暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された牛肉については、消費者の不安を解消するため、販売・提供店名等の情報を公表し、汚染牛肉の回収促進及び家庭での消費防止に努めています。

 厚生労働省は、現在測定されている数値の牛肉を数回食べたとしても、健康への影響が出るとは考えられないとしています。健康上の問題を過度に心配する必要はありませんので、冷静に対応していただきますようお願いします。

 なお、健康への不安をお持ちの方は最寄りの保健所(開庁時間:平日8時30分~17時15分)にご相談ください

      

 関連報道発表資料

 

参考情報

 健康への影響を心配されている方へ

 本県で、これまでに検出された放射性セシウム最大値1,568ベクレル/kgの牛肉を200g食べた場合の人体への影響は、約0.005ミリシーベルトとなります。(胸のX線検診の被ばく量 約0.05ミリシーベルトの10分の1)

 国の定める暫定規制値は、食品の全体からセシウムの被ばくが年間5ミリシーベルトを超えないようにする考え方です。

 この肉を2か月間(1日200g)食べ続けた場合の被曝量は0.3ミリシーベルトで、1年間に一般の人が受けても良い線量限度(1ミリシーベルト)より低く、体への影響は心配ありません。

 (参考)人体への影響の試算(食品安全委員会「放射性物質を含む稲ワラを給与された可能性
   がある牛の肉の調査結果(関係省庁の報道発表資料)等について」)

 個体識別番号とは

 商品ラベルには、牛の出生年月日、性別、種別、飼養施設の所在地等がわかる10桁の
「個体識別番号」が記載されています。

商品ラベルへの表示

稲わらの放射性物質の調査についてはこちら(畜産安全課のページ)へ