［経済・IT］“節電”追い風に大ガス攻勢　冬に向け家庭用ガス機器販促＋（2/2ページ）（2011.8.24 22:52）

　同カタログでは、関電が今夏に１５％程度の節電を要請していることも冒頭で紹介。「上手な機器の選び方で家庭内の節電・省エネは可能」と説明し、節電のためにもガス機器を使うよう暗に求めている。

　同社は１０月１日から約２カ月半にわたって管内の１６４会場で商品展示会「ガスてん」を開催。冬場の主力商品となるガスファンヒーターなどを中心に、消費電力の少なさをアピールする。平成２３年度のガスファンヒーターの販売目標は前期比７千台増の１７万５千台だが、「さらなる上積み」（広報）を狙っている。

　同社はピーク時電力抑制対策として、電化製品のガス機器への入れ替えを掲げており、尾崎裕社長は「（ガスファンヒーターの節電効果は）お客さまが評価してくれるだろう」と自信をのぞかせている。