経済・IT“節電”追い風に大ガス攻勢 冬に向け家庭用ガス機器販促+(1/2ページ)(2011.8.24 22:52

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“節電”追い風に大ガス攻勢 冬に向け家庭用ガス機器販促

2011.8.24 22:52 (1/2ページ)

 大阪ガスは“節電”をコンセプトに家庭用ガス機器の販売攻勢に乗り出す。大ガスと供給エリアがほぼ同じ関西電力では今冬も電力不足の可能性が高まっていることから、ガスファンヒーターやガスコンロなどを中心に消費電力の少ない点を積極的にPRして販売増につなげる考えだ。具体的には“節電”を切り口にした販促用商品カタログを新たに発行。10月から始まる商品展示会でも“節電効果の高い家庭用ガス機器”を打ち出して需要の掘り起こしを図る。

 同社は新商品カタログ「快適な暮らしのまま上手に節電・省エネする本」を6万部作製した。ガス機器が家庭の節電や省エネにどれだけ貢献できるかを、電化製品の消費電力との比較で説明しているのが大きな特徴だ。

 例えば、ガスコンロを使えば、電気ポットでお湯を沸かすのに必要な約900ワットの電力を使わずに済み、冷めた料理の温めをガスコンロのグリルで行えば電子レンジを利用する場合の約1450ワットの節電ができると説明している。

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