鳩山前総理ら 前原氏に否定的意見
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鳩山前総理ら 前原氏に否定的意見

8月24日 23時52分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党の鳩山前総理大臣のグループは、24日夜、会合を開いて、代表選挙の対応を協議し、出席者からは、立候補を表明した前原前外務大臣について、否定的な意見が相次ぎました。

会合には、鳩山前総理大臣や松野元官房副長官ら10人余りが出席しました。この中で、出席者からは、民主党代表選挙に立候補を表明した前原前外務大臣について、「外務大臣を辞めるきっかけとなった献金問題の説明が十分されていない」という指摘や、「総理大臣になれば、野党側から献金問題を追及され、すぐに政権運営が行き詰まり、衆議院の解散・総選挙に踏み切るおそれもある」といった意見が相次ぎました。そして会合では、菅政権の延長ではなく、小沢元代表も含めた挙党態勢を構築できる候補者が望ましいという認識で一致し、選挙直前まで党内の情勢を見極めていくことを確認しました。鳩山氏は、会合のあと記者団に対し「前原氏は優秀な議員だが、外務大臣を辞めて間がなく、けじめが十分ついているのか。前原氏は、小沢氏との距離感を保ちながら、自分の思うような人事を行いたいという発想で、小沢氏も含めて挙党態勢を築こうという考えではないように思える」と述べました。