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南里侑香「輝跡 -kiseki-」インタビュー 2
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TVアニメ『セイクリッドセブン』主題歌同時リリース
8ヵ月ぶりのシングル「輝跡-kiseki-」をリリースする南里侑香。アニメ『セイクリッドセブン』のエンディングテーマで、自らの能力に目覚める主人公さながら、これまでになくハードで疾走感あるヴォーカルを聴かせている。
寂しくなったら、イベントで言ってもらったことを思い出すと、 “もう一回頑張ろう!”という気持ちになります(南里)
――ジャケットやPVは沖縄で撮ったんですよね。
南里 言わないと沖縄だと分からない感じで、海もほとんど出てこないんですけど(笑)。今回のPVはロードムービーっぽい感じにしてみました。寂れた街とか不思議なホテルの一室とか、ちょっと無国籍な感じの中を私がひたすらさまよい歩いたり、全力疾走(笑)したりしていて、今までのPVとは全く違う感じになりました。
――カップリングの「あなたと私のうた」では、また作詞も手掛けてますが、もう手慣れた感じで?
南里 慣れてはいませんけど、前回“面白いな”と思って。もともと言葉は好きだから、作詞するのがイヤということはなかったけど、うまく書けない、思ってることを伝えられないもどかしさがあって。でも前回は、自分らしさが出せた気がしたんです。何かを伝えるために作詞するのは難しくても、等身大の自分を知ってもらいたいと思ったら、ちょっと気が楽になりました。
――今回はタイトルから「あなたと私のうた」ですもんね。
南里 聴いてくれる皆さんと私の歌です。それをラブソングふうにしました。“一人だと寂しいけど、横を見たらあなたがいてくれて良かった”っていう。
――“帰り道にもらったメールを読み返すの”というのも……。
南里 よくあります。「雫―shizuku―」を発売したとき、イベントをやったんですね。京都で撮ったブロマイドをお渡しする会を。そうすると、近い距離で直接いろいろお話を聞けて。曲を聴いてこう思ったとか、雑誌のこの話が面白かったとか。そういう機会が今までなかったから、いい意味で衝撃的でうれしくて、いつもこんなふうに見てもらっていたことが本当に幸せだと感じんです。この気持ちを曲にしたいと、そこで思いました。寂しくなったら、イベントで言ってもらったことを思い出すと、“もう一回頑張ろう!”という気持ちになるし。
――“夜空の下で繋がってた”とかも、普段から思ってることですか?
南里 普通に言うと恥ずかしいですけど、そんなことばかり考えてます、私(笑)。
――詞を読んでも、ロマンチストな感じがしますもんね(笑)。
南里 自分でもそう思います。今でも白馬の王子様が来てくれると信じてますから、本当に(笑)。
Text/斉藤貴志
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2011/08/24 16:00:00
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