暴力団幹部宅に紳助さんの手紙
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暴力団幹部宅に紳助さんの手紙

8月24日 19時7分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

タレントの島田紳助さんが暴力団幹部との親密な関係を理由に芸能活動から引退した問題で、6年前、大阪府警が事件の捜査に関連して、この暴力団幹部の自宅などを捜索した際、島田さんから幹部に宛てた手紙などが見つかっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

この問題は、島田紳助さんが、23日夜、記者会見し、暴力団幹部との親密な関係があったことを理由に芸能活動から引退することを明らかにしたものです。捜査関係者によりますと、この暴力団幹部は、指定暴力団山口組の幹部の1人で、平成17年に大阪府警が競売入札妨害事件に関連して東大阪市にある自宅など関係先を捜索しました。この際、関係先から島田さんが暴力団幹部に宛てた直筆の手紙や幹部の家族と飲食店で一緒に撮影した写真が見つかったということです。警察は、手紙や写真をきっかけに島田さんと幹部の親密な関係を把握したものの、事件との関連を伺わせるものではなかったとして、手紙と写真は押収していないということです。こうした手紙や写真について、島田さんは23日夜の会見で「あるわけないですから」と述べ、存在を否定していました。

島田紳助さんが所属していた「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」は、NHKの取材に対し、「暴力団幹部との写真や直筆の手紙の存在を問われ、本人が『あるわけないですから』と会見で言ったことがすべてだと考えている。会社としても手紙や写真の存在は確認のしようがない」と話しています。