栃木県矢板市の山林で指定暴力団住吉会系組員の遺体が見つかった事件で、警視庁組織犯罪対策4課は24日、知人で不動産業、多田浩士被告(39)=死体遺棄罪で起訴=を殺人容疑で再逮捕した。
逮捕容疑は6月6日ごろ、東京都周辺で同会系組員、春木富士男幹部(49)の胸や腹を包丁で刺し、殺害したとしている。
組対4課によると、多田容疑者は「(春木幹部から)人をさらうから手伝えと言われ、断ったらもみ合いになり、護身用の包丁が刺さった」と供述しているという。
同課によると、あらかじめ借りていたトラックで遺体を運び、重機で山林に埋めたという。
毎日新聞 2011年8月24日 12時13分