すこやかMESSEGE 夏

「からだは賢い。
自分の身体の声を聴き、信じましょう。」

ー腸の健康も忘れずにー

<天命だった助産師>

看護学生のとき、実習で分娩に立ち会ったことがありました。
手を握っていただけでしたが、
母親から「ありがとう」といわれ、
生命の誕生に関わることができる助産師っていいなと思いました。
看護師だけでなく、助産師の資格も取得したのは、
そんな理由もありました。
実のところ、学生をもう1年やりたかったというのが
本音だったのですが(笑)
今、完全にハマっていますので、
やはり、助産師は天命だったのだと感じています。
(続く)

福岡県立大学で看護学や助産学を教えながら、
妊婦の産み育てる力や自己治癒力を最大限に
引き出すマザークラスも主宰されている
佐藤香代先生。色々お話をうかがいました。

「佐藤香代先生」

福岡県立大学 看護学部長
女性看護学/助産学教授 看護学博士

福岡県出身。北里大学大学院看護学
研究科博士課程修了。
九州大学医療技術短期大学部勤務後
英国テームズバリ一大学院留学。
帰国後、熊本の大学を経て2005年に
福岡県立大学看護学部に着任。
一貫して女性の身体感覚を研究している。
1996年より女性が本来持っている
産み育てる力を最大限に引き出す試み
「世にも珍しいマザークラス」を実践
提唱している。