海江田大臣 閣僚辞任の意向撤回
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海江田大臣 閣僚辞任の意向撤回

8月23日 10時9分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

海江田経済産業大臣は、閣議のあとの記者会見で、これまで示していた閣僚を辞任する意向を撤回し、閣僚として、民主党の代表選挙に臨む考えを明らかにしました。

民主党の代表選挙に立候補する意向を固めている海江田経済産業大臣は、これまで原子力発電所に対する安全確認を巡る問題などの責任を取って、衆議院で審議されている再生可能エネルギー買い取り法案の行方などを見極めたうえで閣僚を辞任する意向を示していました。こうしたなかで、海江田大臣は、23日の閣議のあとの記者会見で、記者団が「代表選挙までは閣僚を続けるのか」と質問したのに対し、「そう考えてもらって結構だ。今、仕事を辞めるわけにいかない」と述べ、閣僚を辞任する意向を撤回し、閣僚として民主党の代表選挙に臨む考えを明らかにしました。そのうえで海江田大臣は、代表選挙に向けて、原発事故への対応やエネルギー政策、それに増税に頼らない復興財源の確保策などを盛り込んだ公約の取りまとめを進めていることを明らかにしました。一方、海江田大臣は、前原前外務大臣が23日に代表選挙に立候補する意向を表明することについて「本当に志のある人が立候補することはいいことだ。頑張っていただきたい」と述べました。