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2011年8月23日23時29分

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一斗缶事件 57歳を死体遺棄容疑で逮捕 遺体は妻子か

図:  拡大  

写真:自動販売機脇の路上に置かれていた一斗缶。中に遺体の一部が入っていた=14日午後1時55分、大阪市天王寺区東高津町拡大自動販売機脇の路上に置かれていた一斗缶。中に遺体の一部が入っていた=14日午後1時55分、大阪市天王寺区東高津町

表:事件の経緯拡大事件の経緯

 大阪市天王寺区東高津(こうづ)町の東高津公園などで、切断された遺体の入った一斗缶三つが相次いで見つかった事件で、大阪府警は23日、缶の発見現場近くに住む無職、藤森康孝容疑者(57)を死体遺棄容疑で22日に逮捕したと発表した。藤森容疑者は容疑を否認しているという。

 捜査1課によると、藤森容疑者の逮捕容疑は、妻の充代(あつよ)さん(52)の遺体の一部を一斗缶に詰め、東高津公園などに捨てた疑い。同課によると、藤森容疑者は2006年5月、天王寺署に「妻と長男が4月に家を出ていった」と家出人捜索願を出していた。府警は三つの缶の遺体は充代さんと長男庸了(のぶあき)さん(26)とみて、死体損壊や殺人の疑いでも調べる。

 藤森容疑者は「一斗缶なんて捨てた覚えもない。嫁は出て行ったきりで、どこでどうしているのか知りません」と話しているという。

 府警が一斗缶内の遺体のDNAを鑑定した結果、遺体は男女2人で親子関係にあることが判明。周辺で親子が行方不明になっている事例を探したところ、藤森容疑者の一家が浮上した。

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死体遺棄
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