南ア政府、関西ぺによる買収の異議申し立て審理に参加へ
[ヨハネスブルグ 23日 ロイター] 南アフリカ政府の通商産業当局は、関西ペイント(4613.T: 株価, ニュース, レポート)による塗装大手フリーワールド・コーティングス(FWDJ.J: 株価, 企業情報, レポート)買収条件をめぐる異議申し立ての審理について、「公共の利益」の立場から参加する方針。関西ペイントの法律顧問が明らかにした。
南アの競争委員会は4月に買収を認可する際、フリーワールドの自動車塗装事業売却や工場建設、3年間の雇用維持などの条件をつけた。これに対し関西ペイントは塗装事業売却条件に異議を申し立て、競争審判所に申し立ての聴聞が行われるまで条件棚上げを求めていた。
競争審は19日に棚上げを認め、11月14―25日に審理が開かれることになった。
政府は、フリーワールドの塗装事業を関西ペイントに売却すれば、特殊技術の優位性を失うことになるとしていた。
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