独自の“黄砂情報”を検討へ
独自の“黄砂情報”を検討へ 08/23 20:29

春先の黄砂について市民に役立つ情報を提供しようと、福岡市は有識者による検討委員会を設置することになりました。

福岡市の高島市長によりますと、福岡市には春先から中国からの黄砂が飛来し、花粉症の悪化など、市民生活への影響が出ています。

このため、福岡市は、市民生活に役立つ黄砂の情報を提供しようと、アレルギーを専門とする医師や気象予報士などによる検討委員会を設置し議論を始めます。

検討委員会は今月29日に最初の会合を開き、来年3月には意見を取りまとめることにしていて、北九州市や佐賀市など近隣の自治体との連携も視野に黄砂の情報を提供したい考えです。

高島市長は「福岡市の春を取り戻したい」と成果に期待を寄せています。