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【サッカー】なでしこ 岡山合宿スタート 世界一の足形「型取りさせて」2011年8月23日 紙面から
ロンドン五輪アジア最終予選(9月1〜11日・中国)に臨むなでしこジャパンが22日、岡山県美作市湯郷(ゆのごう)に集合し、英気を養うため温泉とエステをフル活用しながらの事前合宿を開始した。練習場には約3500人のファンが集まるフィーバーの中、地元は女子ワールドカップ(W杯)覇者を街を挙げて歓迎。五輪予選を突破した際には世界女王たちの「足形」が、温泉地・湯郷の名勝のひとつに加わるプランも浮上した。 司令塔のMF宮間あやが所属する岡山湯郷の本拠地。山あいの温泉街とはいえ、“なでしこ熱”は相当に熱い。激しい雨が降り出した練習では、大勢のファンからの大歓声。そんな熱を浴びながら選手たちは熱い温泉もフル活用して激闘の五輪予選に備える。 ホテルではエステサービスが受けられる上、地元からは温泉入り放題の入浴パスも贈られた。沢は「今は他のお客さんの目もありますので…。アロマを持ってきていますので個人風呂でもリラックスできます」と、一般客もいる大風呂利用には躊躇(ちゅうちょ)している様子。だが、佐々木監督は「宿舎の女将さんからも、アロマとか肌のこういうの(エステ)をどうぞと言われているし、大きなお風呂でも選手間でコミュニケーションを取ってほしい」と話した。23日以降は2部練習で追い込むメリハリをつけた合宿が始まる。 予選突破が決まれば、なでしこが湯郷の名勝の一つに加わるかもしれない。湯郷に古くから伝わる伝説の巨人「三歩太郎」の足形を模した足湯が街中心部にあるが、市側はここになでしこの足形パネルを掲げたいという。今合宿前もチーム側に「選手の足の型取りをさせて」と依頼したが、今回は練習に集中したいとのことで次回に持ち越しになっているそうだ。 「次、また合宿に来てもらった時にはぜひ」と美作市の安東市長。4強入りした北京五輪前も、この街で合宿するなどなじみの温泉街は今後も合宿地となる可能性が高い。なでしこが自分たちの足形を見ながら足湯につかる日も遠くない? (上條憲也) PR情報
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