筑紫さん名刺







今日は珍しく終日一歩も家から出ずに、掃除したり、引越し荷物の片付け
(まだやってるか!?)、心の中も諸々考えることもあり、
クラ〜く引きこもり。

お隣の放送局だが、夜のニュースの顔だった筑紫哲也さんが、
肺がんのためにお亡くなりになった。残念。まだお若い。
温厚な中にも、内に秘めた熱い情熱を常に感じさせてくれ、
尚且つ少年のような純粋さを持ち続けたような人に見えた。
自分が事業部時代にイタリアオペラの招聘の仕事をした際に、
少しだけお話させていただいたことがあった。
画像の名刺はその時に交換させていただいたもの。
初対面にも関わらず、本当に気さくに接してこられて、
楽しく会話ができたのが思い出に残ってる。
クラシック音楽がお好きで、平日の夜のニュースを控えてながらも、
7時開演のコンサートに足を運ばれ、前半だけでいそいそと中座する姿をよく見かけた。


そんな筑紫さんがもう1つ大好きだった、プロ野球。
その日本シリーズが今夜決着。監督就任1年目の渡辺久信監督率いる
埼玉西武ライオンズが巨人を下し、昨年Bクラスに甘んじたチームを
一気に日本一へと導いた。
監督が信頼するデーブ大久保コーチは、自分がスポーツ局時代に何度も一緒にお仕事した方。奔放な中にも愛情がいっぱい詰まった彼のキャラクターが、
沈滞ムードのチームを明るく盛り上げたことは間違いない。
それにしても、両チームともに譲らない、
まさにガップリ四つの素晴らしいシリーズだった。
素晴らしいゲームをすれば、低迷と言われているプロ野球も
ちゃんと視聴率に跳ね返ってくる。最終戦は30%近い高視聴率。
プロ野球のソフト価値の底力を見せてくれた。



スケートネタもちょっとばかり。
GPシリーズ第3戦、中国大会を観た。
男子は、J・アボット選手が優勝。中庭くんは10位。
中庭くんは、腰の状態が思わしくなく、まだ本調子には程遠いらしい。
目標は全日本の表彰台。彼なら間に合わせるはず。
女子は、キム・ヨナがシリーズ2連覇。
前回よりも、動きに無理がなかった感じ。3フリップの踏み切りの
判定は、完全なロングエッジとは言えないものの、少し改善の余地あり。
安藤選手は、スコアの通り、最初の3+3のジャンプコンボの第2ジャンプは
一目瞭然のダウングレード。
でも、彼女は切ない表情よりもやっぱり笑顔で滑るのが似合ってる。
ノービスやジュニアの頃は笑顔いっぱいのスケーターだったはず。