東京代々木第一体育館で行われた、
世界フィギュアスケート国別対抗戦(WTT)が
今日で4日間の幕を閉じた。
今、旬な各国のトップスケーターたちが
シーズンの一番タフな世界選手権を戦った直後という
過酷な環境の中、ともすればモチベーションを
保つのが難しい時期に、そんなこちらの気持ちを
軽やかなにいなしてしまうような溌剌とした
演技を見せてくれた。
その最右翼は、やっぱり我らが浅田真央選手!。
WTTが始まる前のインタビューで彼女が、
今回もパーフェクトな演技を目指したい内容の
受け答えをしていた。
いつもながら、初心を忘れない彼女の真摯な
姿勢に打たれつつも、
「世界選手権の結果の後だし、体も疲労が
溜まってるから、今回はある意味そこまで無理
して自分を追い込まなくても・・・、仮にこの
大会で世界選手権の調子を引きずったとしても誰も
真央を攻めたりはしないよ!」と
感じてしまった。
しかし、いざ蓋を開ければ、そんな心配をよそに
彼女はこの大会を、決して無駄にはしなかった。
”負担になるだけの大会”と一部では揶揄されたこの大会を、
”次への大きな布石”の大会に変えてしまった。
結局、彼女にとってこの大会は、なくてはならない、
次に進むための大事な大事な時間だったということ。
ホント、恐れ入りました!。
改めて彼女の凄さを目の当たりにしたようだった。
チームで戦うという、フィギュアスケートの
世界では馴染みの薄い形態での今大会、
もちろん、個人競技の選手たちだから、
基本は、今も昔も”超マイペース人間”の
集まりには違いないが、
それでも、オフアイスでは、
今の選手たち、リンクを離れた裏でも
本当に仲がよろしい。
だから、各チームの結束力が強いのは当然。
それぞれが自分と他人の両方を認め合って
古臭い言い方だけど、互いに切磋琢磨してる。
スポーツの世界の、最も健全で正常な形がそこにある。
その辺は、自分が選手をしてた時代よりも
ひょっとしたら今の方が色濃いかも。
日本選手同士に限らず各国の選手同士がそうした空気を
共有してる。
特に、エキシビションのフィナーレ全体練習の際、
フォーメーションを組んで滑る練習では、
ライバル国同士なんて関係ない。
安藤美姫選手とジョアニー・ロシェット選手が、
ラインの組み方の相談をしてたり、
ベンジャミン・アゴストと、ブライアン・ジュベールが
振りを合わせるタイミングをはかってたり、
みんながゴチャゴチャになりながら、互いに
相談しあって、良いものを作ろうとしてる。
そして、うまく音楽がピッタリ合っては、
全員で歓声を上げ大拍手。
この光景、関係者しか見られないとっても美味しい
場面かもしれない。
こうして、勝負を離れれば、
偶然にも同じスポーツを選んだことで出会った
世界の選手たちだけにしかわからない、
共通の結束力を感じる。
実際に、世間ではライバル視されてる
あの選手とあの選手が、実は地方のエキシビションの
合間に、お忍びで一緒にショッピングに行ってたり・・・。
意外にも選手同士は傍からの様々な憶測をよそに、
そんなまったり朗らかな関係が続いてる。
さあ、ひとまず今年のシーズンは全て終了。
来年はいよいよバンクーバーイヤー。
でも、日本の選手と関係者は早くも、来月から
早くも次に向かって動き出します。
世界フィギュアスケート国別対抗戦(WTT)が
今日で4日間の幕を閉じた。
今、旬な各国のトップスケーターたちが
シーズンの一番タフな世界選手権を戦った直後という
過酷な環境の中、ともすればモチベーションを
保つのが難しい時期に、そんなこちらの気持ちを
軽やかなにいなしてしまうような溌剌とした
演技を見せてくれた。
その最右翼は、やっぱり我らが浅田真央選手!。
WTTが始まる前のインタビューで彼女が、
今回もパーフェクトな演技を目指したい内容の
受け答えをしていた。
いつもながら、初心を忘れない彼女の真摯な
姿勢に打たれつつも、
「世界選手権の結果の後だし、体も疲労が
溜まってるから、今回はある意味そこまで無理
して自分を追い込まなくても・・・、仮にこの
大会で世界選手権の調子を引きずったとしても誰も
真央を攻めたりはしないよ!」と
感じてしまった。
しかし、いざ蓋を開ければ、そんな心配をよそに
彼女はこの大会を、決して無駄にはしなかった。
”負担になるだけの大会”と一部では揶揄されたこの大会を、
”次への大きな布石”の大会に変えてしまった。
結局、彼女にとってこの大会は、なくてはならない、
次に進むための大事な大事な時間だったということ。
ホント、恐れ入りました!。
改めて彼女の凄さを目の当たりにしたようだった。
チームで戦うという、フィギュアスケートの
世界では馴染みの薄い形態での今大会、
もちろん、個人競技の選手たちだから、
基本は、今も昔も”超マイペース人間”の
集まりには違いないが、
それでも、オフアイスでは、
今の選手たち、リンクを離れた裏でも
本当に仲がよろしい。
だから、各チームの結束力が強いのは当然。
それぞれが自分と他人の両方を認め合って
古臭い言い方だけど、互いに切磋琢磨してる。
スポーツの世界の、最も健全で正常な形がそこにある。
その辺は、自分が選手をしてた時代よりも
ひょっとしたら今の方が色濃いかも。
日本選手同士に限らず各国の選手同士がそうした空気を
共有してる。
特に、エキシビションのフィナーレ全体練習の際、
フォーメーションを組んで滑る練習では、
ライバル国同士なんて関係ない。
安藤美姫選手とジョアニー・ロシェット選手が、
ラインの組み方の相談をしてたり、
ベンジャミン・アゴストと、ブライアン・ジュベールが
振りを合わせるタイミングをはかってたり、
みんながゴチャゴチャになりながら、互いに
相談しあって、良いものを作ろうとしてる。
そして、うまく音楽がピッタリ合っては、
全員で歓声を上げ大拍手。
この光景、関係者しか見られないとっても美味しい
場面かもしれない。
こうして、勝負を離れれば、
偶然にも同じスポーツを選んだことで出会った
世界の選手たちだけにしかわからない、
共通の結束力を感じる。
実際に、世間ではライバル視されてる
あの選手とあの選手が、実は地方のエキシビションの
合間に、お忍びで一緒にショッピングに行ってたり・・・。
意外にも選手同士は傍からの様々な憶測をよそに、
そんなまったり朗らかな関係が続いてる。
さあ、ひとまず今年のシーズンは全て終了。
来年はいよいよバンクーバーイヤー。
でも、日本の選手と関係者は早くも、来月から
早くも次に向かって動き出します。