(cache) 江戸最高峰の磁器「鍋島」出土 大阪の佐賀藩蔵屋敷跡 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 江戸最高峰の磁器「鍋島」出土 大阪の佐賀藩蔵屋敷跡


     大阪市北区の佐賀藩蔵屋敷跡で見つかった江戸時代最高峰とされる同藩特製の磁器「鍋島」(大阪市博物館協会大阪文化財研究所提供)

     大阪市北区の佐賀藩蔵屋敷跡から、江戸時代最高峰とされる同藩特製の磁器「鍋島」約350点が出土した。22日までの大阪市博物館協会大阪文化財研究所の調査で分かった。

     同研究所の市川創学芸員は「鍋島のセットを使って藩主が宴会をしたのかもしれない」と想像している。

     鍋島は佐賀藩主の鍋島家が将軍などへの献上を目的に、採算度外視で作っていた磁器。一般にはほとんど流通しておらず、遺跡から多量に出土するのは非常に珍しい。

     建物の廃材などと一緒に見つかっており、1724年に起きた大火災で焼けた後、廃棄されたとみられる。

     大阪歴史博物館で10月3日まで展示中。

      【共同通信】