話題

マイケル・ジャクソンのダンスを練習する参加者たち＝松江市北田町で

　街中で突然、マイケル・ジャクソンさんの曲に合わせて踊り出すイベントが松江市殿町などで１０月２日に開かれる。これに向け２１日、初の練習が城東公民館（同市北田町）であり、ファンやダンス愛好家、家族連れなど約６０人が汗を流した。

　一昨年６月に亡くなったマイケルさんを追悼するイベント「松江でビートイット！」。ストックホルムで始まり世界各地に広まった。名古屋市の大須商店街で運営に携わった会社員、徳永健さん（３９）が、鳥取県米子市への転勤を機に、山陰での開催をフェイスブックなどで呼びかけた。小学生のころからファンだった松江市の飲食店経営、余村守さん（３４）が賛同し、松江での開催を決めた。余村さんは「日本一の規模の４００人を目指したい」と意気込む。

　練習では、ヒット曲「ビート・イット」に合わせ徳永さんがダンスを指導した。マイケルさんの衣装を着て参加した米子市、松波利純君（１５）は「大好きなマイケルのダンスで盛り上げたい」と張り切っていた。今後の練習は城東公民館で９月４、１１、１８、２４日の午後１～４時に行う。【宮川佐知子】