【ＮＱＮニューヨーク＝横内理恵】16日のニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所（ＣＯＭＥＸ）で取引の中心である12月物は前日比27.0ドル高の１トロイオンス1785.0ドルで取引を終えた。欧米株式相場の下落を受けて、実物資産の裏付けがあり、相対的に運用リスクが低いとされる金先物に逃避資金が流入した。
ユーロ圏やドイツの４～６月期の実質成長率がともに１～３月期から鈍化した。同日に独仏首脳が会談したが、欧州債務問題の解決に向けて踏み込んだ具体案は出なかったとの受け止めが多かった。米株が下げ幅を広げた場面で金は一段高となった。
銀は３日続伸、プラチナは７日続伸した。
COMEX、ニューヨーク
| 日経平均(円) | 8,733.01 | +104.88 | 23日 大引 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(ドル) | 10,980.21 | +125.56 | 23日 10:28 |
| 英FTSE100 | 5,118.95 | +23.65 | 23日 15:28 |
| ドル/円 | 76.54 - .56 | -0.20円高 | 23日 23:22 |
| ユーロ/円 | 110.12 - .16 | -0.46円高 | 23日 23:23 |
| 長期金利(%) | 1.015 | +0.030 | 23日 16:19 |
| NY原油(ドル) | 84.12 | +1.86 | 22日 終値 |
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