【NQNニューヨーク=滝口朋史】22日夕のニューヨーク金先物相場は上げ幅を拡大し、初めて1トロイオンス1900ドル台に乗せる場面があった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の時間外取引で、取引の中心である12月物は1900.8ドルまで上昇。中心限月としての最高値を更新した。欧州の債務問題や米景気の減速懸念が根強く、逃避資金の受け皿になりやすい金への資金流入が続いた。
22日の米株式相場は反発したが、朝高後に伸び悩み、下げる場面もあるなど不安定な動きが続いた。投資家心理の改善は限定的で、実物資産の裏付けがある金に資金を振り向ける動きに拍車がかかっている。
COMEX、ニューヨーク
| 日経平均(円) | 8,733.01 | +104.88 | 23日 大引 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(ドル) | 10,986.15 | +131.50 | 23日 10:11 |
| 英FTSE100 | 5,125.53 | +30.23 | 23日 15:11 |
| ドル/円 | 76.58 - .60 | -0.16円高 | 23日 23:05 |
| ユーロ/円 | 110.31 - .34 | -0.27円高 | 23日 23:06 |
| 長期金利(%) | 1.015 | +0.030 | 23日 16:19 |
| NY原油(ドル) | 84.12 | +1.86 | 22日 終値 |
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