2010年01月02日
BlueBabyシリーズコントローラ最小構成
BlueBabyシリーズコントローラ最小構成とは液晶を表示させるための必要最低限部品をセットにするものです。構成部品:(1)メイン基板×1、(2)信号ケーブル×1、(3)DC-ACインバータと接続ケーブル×1、(4)OSD制御キーボードと接続ケーブル×1、(5)電源入力端子×1、(6)アナログRGB(PC)入力端子×1。最小構成で対応液晶パネルと電源アダプタの2点を追加すればパソコンモニターになります。部品の仕様(基板の色、コネクタ実装位置・向き、外形サイズなど)は予告なく変更することがありますのであらかじめご了承ください。

(↑)付属メイン基板

(↑)付属電源入力端子

(↑)付属OSD制御キーボードと接続ケーブル

(↑)付属アナログRGB入力(PC)端子

(↑)付属DC-ACインバータ(接続ケーブルも標準付属。写真は1灯仕様です。2点セット・専用キットの場合は液晶に対応する仕様となっている)

(↑)付属信号ケーブル(写真はDF14-20S-1.25C端子付き仕様です。2点セット・専用キットの場合は液晶に対応する仕様となっている)
(↑)付属メイン基板
(↑)付属電源入力端子
(↑)付属OSD制御キーボードと接続ケーブル
(↑)付属アナログRGB入力(PC)端子
(↑)付属DC-ACインバータ(接続ケーブルも標準付属。写真は1灯仕様です。2点セット・専用キットの場合は液晶に対応する仕様となっている)
(↑)付属信号ケーブル(写真はDF14-20S-1.25C端子付き仕様です。2点セット・専用キットの場合は液晶に対応する仕様となっている)
2010年01月01日
LVDS
TFT液晶コントローラ基板とカラーTFT液晶ディスプレイを接続するインターフェースには、標準的な2つの方式がある。1つはパラレル・インターフェースで、通常TTLあるいはLVTTLと呼ばれる。これは、カラーTFT液晶ディスプレイに送るデータ信号とクロック信号を個別の信号接続を介して並列に送信する方式である。もう1つはLVDS(Low voltage differential signaling、)と呼ばれる差動シリアル・インターフェースである。
LVDSは、安価でツイストペアケーブルを使って非常に高速に動作することができる電気信号システムである。これは1994年に導入され、コンピュータの世界では高速ネットワークやバスなどで大変普及している。1998年頃からは液晶パネルの標準画像インターフェースとして普及し、ノートパソコンをはじめ液晶モニタ、薄型テレビなどに広く応用されている。
LVDSは信号伝送のために二線間での電圧の違いを利用する。トランスミッターは非常に少ない電流、通常は信号線一本当たり3.5mAを送出する。この値は送信される論理レベルに依存する。電流は約100から120Ωの抵抗器を通って受信端に流れる。そして、もう一方の線に沿って反対方向へ戻ってくる。オームの法則から、抵抗の両端での電圧の違いはおよそ350mVになる。受信側はこの電圧の極性を検知して論理レベルを決定する。小信号の増幅や2線間の電磁場カップリングにより、電磁波ノイズの放射量を減らすことができる。

LVDS液晶のインターフェースはビデオ信号を伝送する信号線数からは四つのパータンに分類することができる。
・1チャネル6ビット:データが3対,クロックが1対、1組
ピンアサイン:(RXIN0-,RXIN0+),(RXIN1-,RXIN1+),(RXIN2-,RXIN2+),(RXCLK IN-,RXCLK IN+)
実例:LTM10C348S
・1チャネル8ビット:データが4対,クロックが1対、1組
ピンアサイン:(RXIN0-,RXIN0+),(RXIN1-,RXIN1+),(RXIN2-,RXIN2+),(RXIN3-,RXIN3+),(RXCLK IN-,RXCLK IN+)
実例:LTM150XH-L01
・2チャネル6ビット:データが3対,クロックが1対、2組
ピンアサイン:(RXO0-,RXO0+),(RXO1-,RXO1+),(RXO2-,RXO2+),(RXOC-,RXOC+),(RXE0-,RXE0+),(RXE1-,RXE1+),(RXE2-,RXE2+),(RXEC-,RXEC+)
実例:LQ12X02
・2チャネル8ビット:データが4対,クロックが1対、2組
ピンアサイン:(RXO0-,RXO0+),(RXO1-,RXO1+),(RXO2-,RXO2+),(RXO3-,RXO3+),(RXOC-,RXOC+),(RXE0-,RXE0+),(RXE1-,RXE1+),(RXE2-,RXE2+),(RXE3-,RXE3+),(RXEC-,RXEC+)
実例:LTM170EU-L01
LVDSは、安価でツイストペアケーブルを使って非常に高速に動作することができる電気信号システムである。これは1994年に導入され、コンピュータの世界では高速ネットワークやバスなどで大変普及している。1998年頃からは液晶パネルの標準画像インターフェースとして普及し、ノートパソコンをはじめ液晶モニタ、薄型テレビなどに広く応用されている。
LVDSは信号伝送のために二線間での電圧の違いを利用する。トランスミッターは非常に少ない電流、通常は信号線一本当たり3.5mAを送出する。この値は送信される論理レベルに依存する。電流は約100から120Ωの抵抗器を通って受信端に流れる。そして、もう一方の線に沿って反対方向へ戻ってくる。オームの法則から、抵抗の両端での電圧の違いはおよそ350mVになる。受信側はこの電圧の極性を検知して論理レベルを決定する。小信号の増幅や2線間の電磁場カップリングにより、電磁波ノイズの放射量を減らすことができる。
LVDS液晶のインターフェースはビデオ信号を伝送する信号線数からは四つのパータンに分類することができる。
・1チャネル6ビット:データが3対,クロックが1対、1組
ピンアサイン:(RXIN0-,RXIN0+),(RXIN1-,RXIN1+),(RXIN2-,RXIN2+),(RXCLK IN-,RXCLK IN+)
実例:LTM10C348S
・1チャネル8ビット:データが4対,クロックが1対、1組
ピンアサイン:(RXIN0-,RXIN0+),(RXIN1-,RXIN1+),(RXIN2-,RXIN2+),(RXIN3-,RXIN3+),(RXCLK IN-,RXCLK IN+)
実例:LTM150XH-L01
・2チャネル6ビット:データが3対,クロックが1対、2組
ピンアサイン:(RXO0-,RXO0+),(RXO1-,RXO1+),(RXO2-,RXO2+),(RXOC-,RXOC+),(RXE0-,RXE0+),(RXE1-,RXE1+),(RXE2-,RXE2+),(RXEC-,RXEC+)
実例:LQ12X02
・2チャネル8ビット:データが4対,クロックが1対、2組
ピンアサイン:(RXO0-,RXO0+),(RXO1-,RXO1+),(RXO2-,RXO2+),(RXO3-,RXO3+),(RXOC-,RXOC+),(RXE0-,RXE0+),(RXE1-,RXE1+),(RXE2-,RXE2+),(RXE3-,RXE3+),(RXEC-,RXEC+)
実例:LTM170EU-L01
2009年05月20日
書き換え:BN,C,Dシリーズ
液晶自作キットに搭載されている制御プログラム(LCDパラメータ、ファームウェア)は、対応プログラマーを利用すれば書き換えができる。シリーズごとに必要な装置や書き換え方法は異なっている。AシリーズとBシリーズの書き換えは、基板に装着されたMCUチップを取り外して対応プログラマー(TOP853等)を利用して直接チップにプログラムファイルを書き込む。BNシリーズやCシリーズ、Dシリーズでは、ISP型書き込み装置(シリアル書き込み装置)を利用する。ご注意:制御プログラムの書き換えは製品の元仕様を変更することを意味し、製品初期不良保証対象外となるので、変更意思を十分に確認した上で進んでください。書き換えられた製品は、当社公式サポート対象外となるのであらかじめご了承ください。ここでは、弊社が取り扱っているシリアル制御プログラム書き込み装置を使って、制御プログラムの書き換え方法を説明する。
1.接続・インストール・設定:
書き込み用ソフトウェアGprobe 4を,ここ
からダウンロードして、パソコンへインストールする。MS-Windows98/2000/XP対応。

ダンロードしたGprobe 4のアイコン
Gprobe 4のアイコンをクリックするとインストールが開始する。


インストール完了後,ソフトウェアを立ち上げて以下の画面が出てくる
立ち上げたソフトウェアGprobe 4の画面
ソフトウェアインストール完了後、書き込み装置を付属のシリアルケーブルを経由してパソコンのRS-232ポートに接続する。これから,ソフトウェアの設定を行う。まず,ProtocolにSerial1を選ぶ。Speedに115200を選ぶ。正しく接続・設定すれば右下の窓に液晶自作キットの作動状態に関するデータが現れる。

protocolを設定する

speedを設定する
2.液晶自作キットに接続する:
付属の4ピンケーブルを液晶自作キットのメイン基板にあるシリアル書き込み装置接続端子(ISP)に接続する。<b>ご注意:</b>上記4ピンケーブルの内、5Vと書かれているケーブルを基板に5Vと書かれているピンに差し込む。逆となると基板故障の原因となりますのでよく確認してください。
対応端子:
Cシリーズ:メイン基板のCN16端子
Dシリーズ:メイン基板のCN11端子
BNシリーズ:メイン基板のCN3端子

書き込み装置の基板に5Vと書かれるピンを液晶自作キットのメイン基板の5Vピンにあわせて差し込んでください。

書き込み装置を液晶自作キットのメイン基板(例えばBNシリーズ)に接続する

CシリーズのCN16端子に差し込む

DシリーズのCN11端子に差し込む

BNシリーズのCN3端子に差し込む
3.書き換え:
書き換えたい液晶自作キットの信号ケーブルとインバータを基板から外してください。メイン基板の駆動電圧設定は3.3Vもしくは5.0Vに設定されていることを確認してください。上記の確認が完了後、液晶自作キットを通電してOSDキーボードの電源ボタンをONにすると、Gprobe 4の画面に基板に書き込まれた情報が流されてくる。Power Downと表示された場合はOSD制御キーボードの電源ON/OFFボタンをもう一度押してください。
画面の右下の窓にある入力すベースにdebugonと入力し,パソコンのキーボードでEnterキーを1回押したら、Dubugonが入力され、Gprobe 4の画面に表示されることになる。
<
コマンドdebugonを入力する

debugonを入力した後,出てきたメッセージ。
書き込みしたい制御プログラムをダンロードページ
からダンロードして,あらかじめご用意したファイルフォルダに保存してください。解凍後,使える状態になります。それからCommandメニューを開いて,batchを選んでから以下の画面が現れる。fileに書き込みしたいファイルを選ぶ。

制御プログラムを選ぶ

制御プログラムを選んで「開く」を押す

決定後,「OK」を押す
「OK」を押すと,書き込みが開始する。数秒後,下記のようなメッセージが現れる。

制御書き込み進行中
以下のようなメッセージが表示されたら,書き込みが失敗したことを意味する。電源をOFFにして,ハードウェアの再接続からやり直す。同時にパソコン及びソフトウェアの各設定を再確認する。

書き込みエラーメッセージ
4.書き込み完了:
書き込みが正しく行われた後,液晶自作キットの電源をいったんOFFにして,数秒後,再び電源をONにすると,以下のメッセージが表示される。これですべての書き込み作業が完了する。完了後,電源をOFFにして,書き込み装置の接続ケーブルをパソコン本体から外す。制御プログラムが書き込まれた液晶自作キットの動作確認を行ってください。
1.接続・インストール・設定:
書き込み用ソフトウェアGprobe 4を,ここ
ダンロードしたGprobe 4のアイコン
Gprobe 4のアイコンをクリックするとインストールが開始する。
インストール完了後,ソフトウェアを立ち上げて以下の画面が出てくる
立ち上げたソフトウェアGprobe 4の画面
ソフトウェアインストール完了後、書き込み装置を付属のシリアルケーブルを経由してパソコンのRS-232ポートに接続する。これから,ソフトウェアの設定を行う。まず,ProtocolにSerial1を選ぶ。Speedに115200を選ぶ。正しく接続・設定すれば右下の窓に液晶自作キットの作動状態に関するデータが現れる。
protocolを設定する
speedを設定する
2.液晶自作キットに接続する:
付属の4ピンケーブルを液晶自作キットのメイン基板にあるシリアル書き込み装置接続端子(ISP)に接続する。<b>ご注意:</b>上記4ピンケーブルの内、5Vと書かれているケーブルを基板に5Vと書かれているピンに差し込む。逆となると基板故障の原因となりますのでよく確認してください。
対応端子:
Cシリーズ:メイン基板のCN16端子
Dシリーズ:メイン基板のCN11端子
BNシリーズ:メイン基板のCN3端子
書き込み装置の基板に5Vと書かれるピンを液晶自作キットのメイン基板の5Vピンにあわせて差し込んでください。
書き込み装置を液晶自作キットのメイン基板(例えばBNシリーズ)に接続する
CシリーズのCN16端子に差し込む
DシリーズのCN11端子に差し込む
BNシリーズのCN3端子に差し込む
3.書き換え:
書き換えたい液晶自作キットの信号ケーブルとインバータを基板から外してください。メイン基板の駆動電圧設定は3.3Vもしくは5.0Vに設定されていることを確認してください。上記の確認が完了後、液晶自作キットを通電してOSDキーボードの電源ボタンをONにすると、Gprobe 4の画面に基板に書き込まれた情報が流されてくる。Power Downと表示された場合はOSD制御キーボードの電源ON/OFFボタンをもう一度押してください。
画面の右下の窓にある入力すベースにdebugonと入力し,パソコンのキーボードでEnterキーを1回押したら、Dubugonが入力され、Gprobe 4の画面に表示されることになる。
<
コマンドdebugonを入力する
debugonを入力した後,出てきたメッセージ。
書き込みしたい制御プログラムをダンロードページ
制御プログラムを選ぶ
制御プログラムを選んで「開く」を押す
決定後,「OK」を押す
「OK」を押すと,書き込みが開始する。数秒後,下記のようなメッセージが現れる。
制御書き込み進行中
以下のようなメッセージが表示されたら,書き込みが失敗したことを意味する。電源をOFFにして,ハードウェアの再接続からやり直す。同時にパソコン及びソフトウェアの各設定を再確認する。
書き込みエラーメッセージ
4.書き込み完了:
書き込みが正しく行われた後,液晶自作キットの電源をいったんOFFにして,数秒後,再び電源をONにすると,以下のメッセージが表示される。これですべての書き込み作業が完了する。完了後,電源をOFFにして,書き込み装置の接続ケーブルをパソコン本体から外す。制御プログラムが書き込まれた液晶自作キットの動作確認を行ってください。
BNシリーズ
GENESIS社LCDコントローラgmZAN3L搭載各種VGAからUXGAまでの各種TFT液晶対応
■入力インタフェース:アナログRGB(PC)
■出力インタフェース:1ch/6bit or 2ch/6bit LVDS液晶6bit×1 or 8bit×1 TTL液晶6bit×2 or 8bit×2 TFT液晶
■液晶駆動電圧設定:5.0V、3.3V
■オンスクリーンディスプレイ(OSD)コントロール機能
■最大サポート可能な解像度1400X1200(UXGA)@60HZ 16.7万色
■自動調整機能搭載
■VESA DDC1/2B対応
■DDC1 & DDC 2B対応
■ステレオアンプ(2W+2W)オプション対応
■6言語対応OSD
■ISP(In-System Programming)対応
■電源:12V DC
■基板外形寸法:125.0×82.0×11.0 mm
■各入出力端子仕様:一括ダウンロード:
CN12:DC電源入力端子
CN1:VGA入力端子
CN3:シリアル制御プログラム書き込み装置(ISP)接続端子
CN10:OSD制御キーボード
CN7:DC-ACインバータ接続端子
CN4 & CN6:TTL信号出力端子
端子形状:2.0mm pitchメスコネクタ
出力ピンアサイン:
CN5 & CN8:TTL信号出力端子
端子形状:IL-FHRシリーズFPC対応コネクタ
出力ピンアサイン:CN5(IL-FHR-30S-HF
)とCN8(IL-FHR-45S-HF
CN9:LVDS信号出力端子
端子形状:2.0mm Pitchメスコネクタ
出力ピンアサイン:
■入力インタフェース:アナログRGB(PC)
■出力インタフェース:1ch/6bit or 2ch/6bit LVDS液晶6bit×1 or 8bit×1 TTL液晶6bit×2 or 8bit×2 TFT液晶
■液晶駆動電圧設定:5.0V、3.3V
■オンスクリーンディスプレイ(OSD)コントロール機能
■最大サポート可能な解像度1400X1200(UXGA)@60HZ 16.7万色
■自動調整機能搭載
■VESA DDC1/2B対応
■DDC1 & DDC 2B対応
■ステレオアンプ(2W+2W)オプション対応
■6言語対応OSD
■ISP(In-System Programming)対応
■電源:12V DC
■基板外形寸法:125.0×82.0×11.0 mm
■各入出力端子仕様:一括ダウンロード:
CN12:DC電源入力端子
CN1:VGA入力端子
CN3:シリアル制御プログラム書き込み装置(ISP)接続端子
CN10:OSD制御キーボード
CN7:DC-ACインバータ接続端子
CN4 & CN6:TTL信号出力端子
端子形状:2.0mm pitchメスコネクタ
出力ピンアサイン:
CN5 & CN8:TTL信号出力端子
端子形状:IL-FHRシリーズFPC対応コネクタ
出力ピンアサイン:CN5(IL-FHR-30S-HF
CN9:LVDS信号出力端子
端子形状:2.0mm Pitchメスコネクタ
出力ピンアサイン:
2009年04月18日
cosacool at 12:52 Permalink