2011年6月24日 13時0分 更新:6月24日 19時8分
東北地方に停滞する前線に、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、24日も関東北部を中心に午前中から気温が上昇した。同日午後には埼玉県熊谷市で39.8度、同県寄居町で39.2度、群馬県高崎市で39.0度を観測。91年6月27日に静岡市で観測した6月の国内最高気温(38.3度)を更新した。
気象庁によると、午後0時半現在の各地の最高気温は、埼玉県秩父市38.3度▽群馬県伊勢崎市38.2度▽前橋市37.6度など。いずれも35度以上の猛暑日となり、真夏のような暑さに見舞われた。
東京電力によると、24日の電力需要は午前10時時点で約4100万キロワットとなり、3日連続で4000万キロワットを超えた。東電は、同日の電力需要が、ピーク時の供給力4790万キロワットの約9割にあたる4400万キロワットに達すると予測している。【飯田和樹、清水憲司】