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【プロ野球】中田は4番固定 梨田監督が英才教育明言2011年8月23日 紙面から 打点リーグトップを走る日本ハムの中田翔内野手(22)が“真の4番”襲名に向け、英才教育を受ける。梨田監督は6月下旬から4番に座る中田について「もし調子が悪くなっても外すつもりはない」と明言。優勝争いが佳境に入るシーズン終盤も4番に固定し、チームの大黒柱に育てたい考えだ。 指揮官の期待の大きさが表れていた。中田より2学年上で不振に陥っているオリックス・T−岡田は4番から外されるどころか、2軍落ちの憂き目にあった。岡田監督の“スパルタ式”も一つの方法だが、梨田監督の考えは反対だった。「T−岡田は落とされたけど、うちは翔を外すことはない。中田がいなくなったら新聞に書くこともなくなっちゃうでしょ」。リーグトップの勝利打点14をマークしている勝負強さに加え、中田のスター性やムードメーカーとしての役割も重視。好不調に関係なく、首位追撃の中心に据えていくつもりだ。 梨田監督の発言を伝え聞いた中田は「自信を持ってやるだけです」と力を込めた。現在中田は大阪桐蔭高の先輩にあたる西武・中村らを抑えてパ・リーグトップの69打点。シーズン104打点ペースで積み上げている。4番としてリーグ優勝、そして初の打撃タイトル獲得へ。梨田監督の親心も追い風に、中田がばく進する。 (臼杵秀之) PR情報
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