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【プロ野球】

斎藤、田中 9・10Kスタで直接対決へ

2011年8月23日 紙面から

 2006年夏の甲子園を沸かせた楽天の田中将大投手(22)と日本ハムの斎藤佑樹投手(23)が、9月10日にKスタ宮城で行われるデーゲームでプロ初対決する可能性が22日、高くなった。5年前に甲子園決勝を戦った“記念日”である20日に初めて同日アベック勝利を飾った2人は、今後はともに中6日のローテとなることが濃厚。プロで初めての直接対決が、いよいよ実現しそうだ。

 大勢のファンが待望しているであろう田中と斎藤の直接対決。楽天・星野監督も「オレは(電話で)やろうと言うんだが、梨田はいつもハンディをくださいと言うんや」と笑ったが、ここまでは、ローテがうまくかみ合わず実現しなかった。だが、ここに来て、流れは実現の方に向かい始めている。

 斎藤は当初、21日に先発予定だったが、20日に登板予定だった武田勝がウイルス性胃腸炎のため回避。一日繰り上がり、田中と同日勝利を挙げた。そして今後についてだが、両チームの日程や投手陣の事情を勘案すると、ともに中6日で回る可能性が一番高い。何らかの事情でずれない限り、「9・10」に両者がぶつかる。

 Kスタで7月24日に行われた球宴第3戦で2人が全パの一員としてアベック登板した時に、星野監督は「もったいないなあ」と漏らしていた。2人の真剣勝負を見せたいという思いは強い。

 斎藤は直接対決へ向けて「まずは自分がそのレベルへ行かないといけない」と素っ気なかったが、最近の流れから、ここまで微妙にすれ違っていた2人がシンクロし始めたようにみえる。9・10が注目の一戦となる可能性が高そうだ。

 

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