GoogleEarthで、ふくいちカメラの信憑性を裁く

初稿:2011年6月22日、 最終更新:2011年8月21日

文責:  株式会社 イソップ  代表取締役  岩田 清 ( いわた・きよし=文責者=筆者)

「ふくいちライブカメラ」に、偽装・改竄があるとの声が聞こえて来たので、
究極の情報技術安全保障システム(略称:ITSS)の国際特許発明者としての立場上、
そして、解析可視化処理技術開拓者としての立場上、これを放置して置く訳にも行かず、
「ふくいちライブカメラ」の信憑性の、視覚的確認のためのページを作成しました。

「ふくいちライブカメラ」に「偽装あり」とする意見が多数あります。
しかし、憲法は、被疑者にも「黙秘権」を認めて居るのですから、



なおかつ、これを適正化する為の、 国際特許「ITSS」公的援用提言が具現されていない現状においては、
証拠を突き付けずに、「偽装だ!捏造だ!改竄だ!証拠隠滅だ!」と騒いで居るだけでは、
日本の行く末に対して、何等の好結果を生まないと考えます。

東電は、2011年8月8日の、メディアへの定例発表においても嘘を吐いていました。
「ふくいちライブカメラ」は2度停電しています。従って、この停電時間の映像が脱落しています。
しかしながら、権力を振り翳して、責任の全てを、法人・東電に押し付けて逃げようとしている、
文科省や経産省・原子力安全保安院の、信憑性が極めて疑わしい、なおかつ、調査間隔の疎らな、
原子炉の放射線量燃料プールの温度に比べれば、
公的な民間企業としての社会的責任は、絶対に免れませんが、
会社経営者の経営哲学は、公的な民間企業という面を殊更重要視してみても、
これに関係する法律が整備されて居なければ、社会的許容範囲内に収まっている「確信実行犯」と考えます。

安全保安院の杜撰さを内部告発 した者=藤原節男氏が、酷い人権侵害に遭って居る事を知りました!
2011年8月16日 岩上安身×藤原節男(元原子力基盤機構検査員) (前半)原発の仕組の解説 (後半)対談)

従って、このような理不尽な状況を改善しようとしなかった国会議員にも、職務怠慢の咎めがあって当然だと思います。

東電以上に襟を正す必要があるのは、文科省、経産省、原子力安全委員会、原子力安全保安院であり、
これらの頂点に立つ内閣総理大臣・菅直人と彼の支援者たちが、主犯と主犯幇助と見做されるべき犯罪なのです。
「朝日、毎日、読売、NHK、(広告の)電通等々の悪徳メディアに「洗脳」された世論は、
これら、官報悪徳連合体の不正を咎めず、間逆の評価をして居る。」と見做して、直ちに「除染脳」すべきです。

そこで私は、東電、TBSの、どちらかに又は双方に偽装があるのかを確認する目的で、動画を科学的に吟味しました。

Vapor Event Fukushima Daiichi TEPCO TBS Livecam Simulcast 6-3-2011 9-40-20 AM

ふくいちで見る限り、「白雲(放射能物質を多量に含んだ湯気)」は空高くにあると思います。
しかし実際は、この同時進行比較映像で一目瞭然! 「白雲」の頂点は、せいぜい70m留まりです。

先日、官房長官・枝野は、「4号機で火災」と弁明しました。
しかし、左右の動画を同時に凝視すると、4号機も確かに噴き上げて居ますが、
TBS/JNNでは、4号機が噴き上げて居ない時にも、3号機から噴き上がって居ることが視覚的に確認できます。

つまり、東電は、ふくいち映像に関して「改竄」「捏造」はして居ませんが、恣意的な「偽装」「隠蔽」をしているのです!
ただし、TBS/JNN映像によって「偽装」がばれ、私は、3号機と4号機とを見分ける術を向上させました。

大まかに言えば、
「改竄」とは、部分又は全部を弄って、在るが儘を見せない事、
「捏造」とは、無い事を在る又は無い物を有ると見せ掛ける事、
「偽装」とは、事実ではない事を事実だと早合点させる事、
「隠蔽」とは、在った事、有った物を、隠す又は消す事です。


東電は大クレーンを消して居ませんが、
3号機核燃料のメルトダウンは認めたものの、メルトスルーを隠しています。
しかし、隠そうにも隠し切れない大事故なので、
責任の及ぶ範囲を「少しでも小さく見せよう」として「偽装」しました。
「偽装」に信憑性を与える為に、
木々を植えて「目隠し」、照明を調節して「目隠し」、「共用プール」に工事用照明を点して「目隠し」、
しかし、傾いて来た「4号機建屋」は、
まだまだ続く余震で倒壊寸前! しかし、これは大き過ぎて「目隠し」出来ない!
東電、どうする? 私は絶対に凝視し続けるぞ!

私は、上掲の、動画の「白雲化」現象は、この地震が元凶だと、自信を持って断言できます。
詳細は下述します。
しかしながら、上掲の動画に連続してそんざいする筈の動画が見つかれば、
私は、「菅内閣打倒、御用報道粉砕、東電解体」を、もっと声高に訴求できるのですが、
これが見付からないので、視覚的証拠を積み重ねる事で目的を叶えようとして居ます。

上掲の動画に続く動画には、次のニュースで垣間見られるシーンが移っている筈!

6月4日午前1時のNHKニュース

6月4日午前1時のNHKニュースで報じている地震は、これです。

Mysterious Green Glow From Work At Fukushima Daiichi 6-3-2011 7-10-26 AM.avi

では、TBS/JNNカメラが正義の味方か? 残念ながら、これも「偽装」です!
理由は、高感度ハイビジョンカメラを謳い文句にして居るので、国民に「最新機器を使用している」と理解されますが、
実際は、ふくいちライブカメラが捕らえて、大騒ぎになって居る「白雲化現象」を十分捉え切れて居ません。

福一で、殊に夜間、注目されて居る異常現象は、成分の大半が水である所は、自然の雲・霧と変わりありませんが、
原子炉冷却用として注水された海水に含まれる、ナトリウム、カリウム、カルシウム等々が、 原子炉建屋爆発時に、
半減期が、時、分、秒、ミリ秒、μ秒、ナノ秒の放射性物質に変化したであろう放射能物質を大量に含んで居ます。

TBS/JNNカメラは、
これらの短寿命の放射性物質が引き起こしているであろう現象を写し出す証拠能力に劣っています。

例えば、夜間のふくいちライブカメラが写し出す映像には、
放射線量に比例して、輝点(放射線が撮像子に対して直角に飛び込んだ場合以外は輝線)が写り込みます。

しかし、TBS/JNNカメラでは、ふくいちの昼間カメラ同様、この現象が写し出される事は非常に稀です。
ふくいちの夜間カメラは、ガイガー以上に信憑性の有る放射線量を、実時間に見せて居るとも言い得るのです。
TBS/JNNカメラは「ドットノイズ除去機能」がハード的に働く事に因って、通常の利点が、此処では欠点です。

何故ならば、この「ドットノイズ除去機能」が働く為に、
α崩壊、β-崩壊、β+崩壊、電子捕獲、二重β崩壊、二重電子捕獲、γ崩壊のような、
一般に既知ではない現象が、世界で初めて、原子炉に海水を被せた事から
「何らかの未知な危険を伴う現象が「白雲化現象」起こしている」との考えの、正誤を確認する機会を恣意的に
潰して居ますから、TBS/JNNカメラも、「改竄」はしていませんが「偽装」しているのです!

 
  

海水の「注入(=正しい日本語で言い直せば、散布)」が、
原子力学者も予想できなかった「閃光」「白雲化現象」の元凶!

政府・東電の情報は、当初、「自衛隊の海水注入で、メルトダウンを食い止めた。」というものでしたが、
実際は、自衛隊員の決死的行動は、政府・東電の欺瞞を正当化する為の偽装に利用されただけのものでした。

「政府・東電の発表資料が全て信用できる」との前提で読めば、
1〜4号機の爆発に関する推測は、この 情報@情報Aとが、一番真実に近いと思われます。
しかしながら、政府・東電の発表は、欺瞞に満ち満ちて居る!
従って、この情報@とAも、多くの箇所で、今後、多くの修正を余儀なくされるでしょう。

フランス・アレバ社がノウハウ売り込みに使ったPDFファイル。図を見るだけで、彼らの4月1日時点の見識が判ります。
英文ですが、彼らが半月間で此処まで的確に原因解明し最善策を売り込もうと大統領まで担ぎ出した熱意が判ります。

インターネットは、国境が有りません。この現実を理解できないで捏造、偽装を繰り返す大臣、国会議員、政府職員、
国公立大学教員は、若くても、労害を垂れ流す不適格者と見做して、懲戒免職処分する程の大改革が不可欠です。

  
 
  
 
  
 
   
 
  
 

次の動画は、原発事故が起きる以前に、「専門用語」が良く解らない人の為に、

原発が大地震に遭遇⇒
原始炉自動停止装置が機能⇒
一旦は安定したものの⇒
冷却機能が機能しない事から⇒
原始炉核燃料熔融(メルト)⇒
原子炉底熔融(メルトダウン)⇒
原子炉格納容器底熔融(メルトスルー)⇒
原子炉建屋床面熔融(シンドローム)に到る
までを、視覚的に解説したものです。
動画で見る炉心溶融

こちらの動画は、ガンダーセン氏が真摯に語っています。
福島原発事故:黒い雨で家畜が被曝!80km圏外へ全員退避すべき!

しかし、残念ながら、この2本の動画は、
「閃光」と、夜空が真っ白になる「白雲化現象」が気になる皆さんの疑問に答えていません。
前者は、「排気塔(煙突)」へ集まった放射能物質が、この先でどう処理されるのか?
後者は、何故「閃光」を発して、その後、微発光をも伴う「白雲化現象」が形成されるのか?
について、つまり、「自然霧」と「放射能霧」の違いについて、全く語られて居ません。

つまり、前者=原子力安全基盤機構にとって、「閃光」「白雲化現象」は「想定外」であり、
後者=ガンダーセン氏も、「閃光」「白雲化現象」については、に理解できて居ないのです。

実は、この2本の動画が言及していない

「活性炭式稀ガスホールドアップ装置」建屋に
「閃光」「白雲化現象」の元凶が隠れて居ました!

 
 

福島第一原発(2011年3月19日)

 
 
 

2011年4月18日東電発表のサーベイマップ

4月6〜18日の大雑把な測定で、5.0という飛び抜けて大きな放射線γ線量値が記されて居る右上の建屋が、
「活性炭式稀ガスホールドアップ装置建屋(1・2号機対応建屋と3号機対応建屋、及び、関連施設)です。
この、放射線量が他の測定地点よりも「ずば抜けて大きい」事が、「閃光」と「白雲化現象」の元凶でした!

 
 

東電福島第一原発(2011年3月11日以前)航空写真

TBS/JNNハイビジョンカメラは「技能訓練棟」の左上の高圧送電塔から3号機に向いています。
「3・4号機超高圧開閉所」と、その北隣の「活性炭式希ガスホールドアップ装置建屋」は、崖下にある関係で、
TBS/JNNのハイビジョンカメラからは、手前の山地の木々に邪魔されて見えません。
此処に「閃光」「白雲化現象」発生源があることが、全く判らないという欠陥があるのです。
それ故、この欠陥が「偽装」「隠蔽」「錯覚」を企図した事が判らないように、敢えてこの場所を選んでいるのであれば、
この工作行為は、明らかに、国民に対する、政府の「情報操作」に加担した犯罪行為です。

ふくいちカメラは事務本館1号機方面出入口辺りから「1・2号機排気塔」に向いています。
「焼却炉排気塔」が「1・2号機排気塔」と「3・4号機排気塔」の間、4号機建屋の後に重なって見える「ふくいち
ライブカメラ」の設置場所は、上掲の、主要施設名入りの航空写真に拠って、設置場所を特定できます。

このカメラ設置特定に拠って、ふくいちカメラに重大な情報隠蔽工作が成されている事を可視化できました。
次のグーグルアース画像(左)とふくいちカメラ画像(右)とを見比べれば、情報隠蔽工作が明らかです。

  

ふくいちライブカメラに写っている木々が、グーグルアース(3月19日)に写って居ません。
つまり、3月19日以降、ふくいちライブカメラが此処に移された6月3日までの間に、ふくいちライブカメラに写っている
匍匐性の木々は偽装目的ではなく、何かを隠蔽する目的で密植されたのだと考えられます。木々が邪魔して見えない
場所に在る建物は「1・2号機超高圧開閉所」です。 其処に見られて拙い物が在るのでしょうか? 調べてみました。

この書類が、7月7日付けで出されていました

地震では壊れなかったとされていた福一原発は、この「1・2号機超高圧開閉所」が地震で壊れた事に因って、
原子炉の冷却が出来なくなったという、予想外な重大欠陥が有った事が、この書類から読み取れます。
この事実判明に拠って、 3月19日の、広瀬隆氏の、最悪な予想以上に悪い超悪事態を招いている訳ですが、
ふくいちライブカメラにおいて、敢えて、目隠ししなければいけない何かが、この他にもあったのでしょうか?

 
 

福島第一原発(2011年3月11日以前)

大地震、大津波、大爆発する前の福島第一原子力発電所を、
ふくいちライブカメラと正反対の方向から写しています。

画面左端中央に、部分的に写っているのが「活性炭式稀ガスホールドアップ装置」建屋です。
つまり、手前に木々を密植しなければ、本部建屋原子炉方面出入口近傍に移設された、ふくいちライブカメラからは、
「活性炭式稀ガスホールドアップ装置」建屋の関連施設、3・4号機排気塔、3号機建屋は、足下まで丸見えでした。

ということは、ふくいちライブカメラを、この場所に移転するに当たって、政府指示が在ったかどうかは判りませんが、
少なくとも、東電側には「ライブ」という「リアリティー」を訴求する事で、真実を隠蔽しようとした悪意が読み取れます!

   

では、「閃光」「白雲化現象」以上に、
何を、それほど恐れたのでしょうか?

  

ありました!これですね!

左は、チェルノブイリの通称「象の足」。右は、4号機爆発で開いた大穴から、何か得体の知れない物がはみ出している!

チェルノブイリほど大規模ではないけれども、核燃料が溶融爆発して大穴を開け、一部が穴から、はみ出しているように見えませんか?

上掲文字入り画像は、東電が、何が何でも、「4号機建屋の破壊は水素爆発」と言い募っていた頃の公開資料です。
この解説付き画像の、写真部分を凝視すると、二つの疑問が湧きます。
一つは、上辺の影の中の、排気管に堰き止められている黒い物体は何か。
もう一つは、排気管に何かが纏わり付き、排気管を溶融している物体は何か。

  

此処で、私の40年間の、画像解析処理のノウハウが活きます!

左は、明度を最適化限界まで上げて見た結果です。何か得体の知れない粘り気の強い液体が、上の大穴から垂れて、
一部は排気管に被さって、一部は排気管と壁面との隙間を抜けて、配気管に沿って下り、更に垂れようとしています。

右は、排気管に纏わり付いているように見えるものの、この物体は、左の何かとともに、4号機の爆発時に、
大穴から飛散して、偶然、排気管に纏わり付いたように落下して、排気管を溶融変形させた物だと判明しました。
排気管の損壊状態から推察して、この物体は、大穴から一部が垂れているように見える何かと同質であり、
落下時は、かなりの高温で、衝突よりも熱に因って、排気管を熔融変形させている事です。

この事実から察して、これらは疑いなく、熔融温度差に拠って分離落下した、核燃料棒の残骸ですね!

政府の命令か、政府をも騙したのかは不明ですが、
東電が、国民を情報操作で騙そうとした事は、
それを上回る画像解析処理を駆使する事で見破れます。

「3・4号機排気塔」付近の瓦礫から物凄い放射線が検出されて居ますが、
「1・2号機排気塔」の10Sv/hを軽く超える筈の値は知らされていません。

右のパイプを通って3号機から出た放射性稀ガスが、左のパイプを通って4号機から出た放射性稀ガスが、3・4号機排気塔へ集められ、
基準値を超える放射線値が検出された場合は、連動している「活性炭式稀ガスホールドアップ装置」で放射線が基準値以下になるまで、
この装置を、恰も石油精製工場の脱硫装置装置のように、機能させた上で排気されていました。 しかし今回の地震津波と爆発で壊れました。
  

4号機を西側から見ると・・・、(私が画像解析処理しました!)

北側の大穴から垂れている物と同質と見られる何かが垂れています!
屋根の骨組みは、全体が丸く持ち上がっています。
これは、建屋中央の原子炉で、無いと知らされている核燃料が爆発した証拠!

しかし、天井の骨材まで抜けているのは、何かが存在する北側だけ!
これは、3号機よりは小さいものの、爆発が2回起きた事を物語っています。

どす黒い何かも、熱を失って徐々に固体化して行った事が、その厚みで確認できます。

拡大すると、どす黒い何かは、核燃料ペレットが熔けた物のようです。
金属と思われる何かは、核燃料棒が熔融変形した物体のようです。
核燃料棒の一部が、熔融温度の差で、既に完全に熔けた液体状ペレットと、
まだ完全に熔けていないジルコニウムなどとに分離し始めた所で、
これとは別の何かに因る1回目の爆発で、核燃料熔融分離途中の一部が、
天井や壁のコンクリートなどとともに、飛散したとのように見えます!

私の此処までの解説とともに、
政府・東電の発表は欺瞞との前提で、情報@情報Aとを再読して下さい。
1〜4号機の爆発に関する推測は、「活性炭式稀ガスホールドアップ装置建屋」爆発と、
「共用プール建屋」の記載が無いことを除けば、このブログが、真実に近いと思われます。

3号機と4号機は排気管を通して、また、地下通路で繋がっています。

画像の元ソースは日本製ですが、この会社は、自主的か圧力でかは判りませんが、3月末で画像紹介を閉じています。
しかし、この会社が、画像を提供した米国の画像販売会社は、今も、この画像を販売しています。

私が、此処で主張したいのは、このように、インターネットには国境が無い事についてです。
真実を、より多く知りたい国民は、競って外国から情報を得るべきという事です。この行為が無能な政府を矯正します。

画像は、私が、写真の視覚芸術性を高める目的で開発した、 「フォトカット」の「タイプA」で画像処理いた結果です。

この画像はロシアから入手しました。

日本の大事故なのに! 日本は、報道の王道を逸脱しています!
大本営発表の愚業を続けている限り、日本再活性化は有り得ません。

米国軍事筋から情報が貰える英仏独伊とは違い、露中は自力でしか詳細情報を得られません。

この結果この精細画像情報をロシアが独自に得たのだと思います。 このロシア製画像情報を基に中国が独自画像解析。 それを更に私が、

  

(左)4号機爆発時に何が飛散して、どのような作用を残したかが一目瞭然!  (右)ネット動画情報からでは、これが最適化の限界です。

米国は無人偵察機を駆使して画像解析!

4号炉格納容器の蓋が外され、核燃料プールが噴いている事を、緑色で指摘しつつも、
プールと反対側の、天井と壁とに最大圧力が掛かっている事を殊更重大と指摘している!
私の推論、「定期点検が不履行」であった事実を隠す為、慌てて核燃料を取り出し、
燃料プールへ移すという、呆れ果てた証拠隠滅の作業中のパニックミス」との説に肉迫している!

実際、此処に何があったのでしょう?

  

(左)格納容器の蓋は、爆発時、外されていました。手前が、蓋が外された原子炉格納容器。
(右)猛烈に湯気を立てている使用済み核燃料プール。 この湯気には、放射能が充満!

@3月15日の4号機爆発時点において、4号機原子炉に無い筈の核燃料が残っていた。

A1号機が爆発した3月12日時点においては、使用中の核燃料が炉に全部残っていた。

B定期検査中ゆえ核燃料は全てプールに在るとの原子力安全保安院への報告が、偽証と
成る事態を防ぐ為、3号機が爆発した3月14日時点迄に多くの核燃料がプールに移された。

Cだが、核燃料移送作業中の3月14日、3号機爆発で作業員に緊急避難命令が出された。

Dパニックに陥った作業員は、移送中の核燃料をプールに移し終える事も忘れて逃亡した。
(又は、Dよりも前にEが起きて、作業員全員が即死したかも知れない。=米国政府情報)

E3号機配管⇒排気塔⇒4号機配管を通して、濃密な放射能ガスが4号機建屋内に充満した。

F放射能ガスの濃密な中性子線に因って、4号炉内核燃料が再臨界、熔融、爆発した。
(政府発表:6時56分。4号機建屋の上部が変形した模様。=大本営発表そのもの!)

G天井がぶっ飛ぶ爆発に因る中性子線で、放置された核燃料が臨界、熔融、爆発した。 (政府発表:9時38分号機建屋3階北西付近より火災確認。=大本営発表そのもの!)

H放置核燃料の数量と気温湿度等々の環境変化に拠って再臨界が、一時的に収束した。 (政府発表:12時25分。4号機建屋3階北西付近の火災鎮火。=大本営発表そのもの!)

I残存中性子線と気温湿度等々の環境変化に拠って、再び臨界、熔融、爆発した。 (政府発表:16日5時45分。4号機建屋3階北西付近で再火災。=大本営発表そのもの!)

これは、原爆燃料ほどウラン235Uの含有率が高くない事で、この程度の損壊で済んだ核爆発!

私は、このように推理!違いますか?

3号機爆発時に連鎖爆発した「タービン建屋」「稀ガス処理装置及び建屋」と、
1日遅れて爆発した「4号機建屋」の、主たる違いは、コンクリートの厚みです。

3号機の爆発衝撃波で多くの建屋が損壊しましたが、
4号機建屋も、自己爆発に到るまでは、
2号機建屋同様、3号機に向いた壁面に損傷を受けていません。

2号機:3月16日:注水用に開けた穴から湯気が噴き出ている。

4号機:3月14日:3号機爆発7時間後。

4号機爆発についての、これ以上の詳細は、別のホームページに書きつつあります。

原子力に弱いけれども、福一原発事故が気になる方には、このブログをお薦めします。

グーグルアースは建物の傾きまでは補正できませんから異様な感じになりましたが、
ふくいちライブカメラは画像下端中央の地上付近から上端中央右寄りを見ています。

グーグルアースは建物や山を三次元表示出来ることを売りにしていますが、このように、視野を180度回転さると、この売りは破綻を来たします。
しかし、この売りは放射能被害までは与えません! ヒマラヤ登山で、この売りを多用すると死に遭遇する危険がありますが、これは別件の話です。

別の航空写真で、ふくいちライブカメラの視野(下端中央から上端中央)に合わせてみました。

この写真の下端は、此処で切られているので、断言できませんが、本館脇の小構造物を目隠しする必要があったかも知れません。 しかし、
建屋の一部が覗いている「活性炭式稀ガスホールドアップ装置建屋」「3・4号超高圧開閉所建屋」「運用補助共用施設(共用プール)建屋」の、どれか
又は全部を隠したかったけれども、密植した木々の背丈が予定したよりも低くて一部が見えてしまったとの手違いが発生したのでは?と考えました。

注意深く見て居ると、3号機タービン建屋の屋上に2箇所大穴が開いています。「活性炭式稀ガスホールドアップ建屋」も一部壊れています!
私は、当初、天井の破壊は、3号機爆発時に飛び散った大きな瓦礫の所為だと考えていましたが、これは間逆、内部から自己破壊しています。

 
 

 福島第一原発 「3・4号機超高圧開閉所」(画面中央)

画面中央の「3・4号機超高圧開閉所」の下が「共用プール」、上が「活性炭式希ガスホールドアップ装置建屋」、
右が「3.4号機排気塔(煙突)」、この右上が「3号機建屋」、右下が「4号機建屋」です。

それぞれの建屋の、破壊された状態を、熟視して行くと、今まで、
3号機の爆発を「爆音と共に」記した動画において、3回の爆発音が聞こえ、
日本政府やTVニュース動画では、爆発音が消されていた、謎が解けました!

爆音@
主に横に広がって、建屋の壁と天井とを破壊した爆轟(1回目の爆音)

爆音A
爆轟に因って瞬時臨界に達し、炎を発し、立ち上る爆煙(2回目の爆音)

爆音B
濃密な爆煙に隠されて、視覚確認できない、更なる爆発(3回目の爆音)

私は、このように見做します。 音は光に比べて鈍足。 立ち上る煙が、ピーク時の半分程度
まで広がって初めて、1回目の爆音が聞こえて来ますから、この「視聴覚補正」をお忘れなく!

この爆音Bが、実は、3号機ではなく、上掲の建屋名称入り航空写真で、建屋名称が
明かされていない、「活性炭式稀ガスホールドアップ装置」建屋の爆発だったのです。

この爆音Bの爆発の物的証拠が、
「活性炭式稀ガスホールドアップ装置」建屋と向かい合う崖に残されていました!

 

この画像は、私が、爆発残骸が飛散した箇所を、殊更強調して居ます。

 3号機原子炉建屋の壊れ具合と異なり、3号機原子炉建屋の右側の、落下物ではなく、天井が内側から破壊されたと
見做すべき3号機タービン建屋の壊れ具合と類似の破壊が、「活性炭式稀ガスホールドアップ装置」建屋に見られます。
壊れ具合の、タービン建屋との相違点は、タービン建屋は上向き破壊であり、「活性炭式稀ガスホールドアップ装置」
建屋(1・2号機対応建屋(北(上)側)と3号機対応建屋(南(下)側))の破壊は、横(西)向き破壊である所です。

この横向き破壊が、1号機爆発(連動して1・2号機対応装置建屋も爆発)よりも、3号機爆発(連動して3号機対応装置
建屋も爆発)の方が遥かに激しかったことから西(左)側の崖面に白い瓦礫〜粉末に因る「被爆発痕跡」を残しています。

瓦礫の主体であるコンクリートの主成分であるカルシウム40Caは、安定元素ですが、カルシウム41Caは、宇宙線が
カルシウム40Caに作用して出来る長寿命(半減期10.3万年)の放射性物質
である事に因って、一時期、真水の代わり
に、原子炉冷却水として使われた海水起源の様々な放射能物物質と共に、 「活性炭式稀ガスホールドアップ装置」内と、
この周辺の、残留放射性物質が、地震(強い余震)に因って適度に揺すられると活性化され、ある種の臨界に達して、
閃光を発して、3・4号機を噴き上がらせ、閾値を超えると「白雲化現象」を起こす「主要素」に成っていると思われます

 
 

別途入手した、3号機爆発直後、4号機爆発直前の航空写真では、
放射能物質を含んだ雲が、3号機上空だけでなく、3号機タービン建屋と共に、
「活性炭式稀ガスホールドアップ装置」建屋からも湧いている事を視覚確認できます。

 3号機対応の「活性炭式稀ガスホールドアップ装置」建屋は、崖側が完全に抜けています。 4月18日のサーベイマップに異常な値が出ている訳です。
 この物凄い事実を知られたくないので、政府・東電はTV局に対して3回の爆発音声の消去を指示・依頼した? だとしたら、これは証拠隠滅罪ですね!
 
 
 

 ふくいちライブカメラは、左上から右下を見ています。

 グーグルアースでは、これ以上拡大しても「解像度不足」で意味をなしませんから、独自の画像処理を施してみました。
 
 
 

「3・4号機超高圧開閉所」以上に怪しい建屋がある!
「活性炭式稀ガスホールドアップ装置建屋」だと判明!

950mSh/hという線量のコンクリート瓦礫が見つかったサーベイマップを注視していて、
「B靴240mSh/hとは何ぞや?」との疑問が湧き、「±210mSh/h」の値が被さった、ふくいちカメラから見て、
「3・4号炉超高圧開閉所」の手前の、上掲航空写真では無名の建物の機能が非常に気になり始めました。

「活性炭式稀ガスホールドアップ装置建屋」だと判りまた。そして、この装置の機能は、

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

遅々として進まない残骸処理!

 

反原発原子力有識者も言及していない、
「活性炭式稀ガスホールドアップ装置建屋」とその周辺の放射能物質が
「閃光」「白雲化現象」の真犯人だ!という論拠を補強する目的で、
引金となった地震と、この結果の「白雲化」の動画を併せて紹介します。

実際には、自然の雲や霧も、人工照明を反射しますから、自然の雲や霧が発生している場合は、この要素を差し引かな
ければなりませんが、雲や霧に見える物全てを、自然の雲や霧の人工照明反射の所為にする事には無理があります。

東日本大震災地震

この時点で、ふくいちライブカメラが現地点にあれば、もう少し数理科学的な信憑性は高かったであろうと思うと残念です。

しかし現実は、「計画停電」との名目で、CTBTの放射線測定結果にもダメージを与えた東電ですから、この
ダメージも、東電が意図的に「計画停電」に因って改竄した結果だとは言いたくありませんが、結果として改竄
したと同様の結果を生じて居ますから、東電や保安院、文部科学省の数字を信用する気には絶対なりません。

上の表で、半減期6時間の、医療用造影剤として用いられるテクネチウム99mTcが、3月18〜19日に検出されていることは重要です。
つまり、上の表から削除されている、3号機爆発〜4号機爆発日時に相当する、3月14〜15日ではない日時に放出されて居る事に因って、
かつ、「活性炭稀ガスホールドアップ装置建屋」が爆発していることが、3号機、4号機の噴き上がり現象にも重要な意味をもたらすのです。

CTBT高崎の放射線値は、「栃木北部に「ホットスポット」文部科学省などがヘリで土壌調査」のニュース記事で、納得できます。

上述した理由に因って、些か信憑性に欠けますが、 「福島第一原子力発電所のモニタリング状況」も証拠として抑えました。

上述した理由に因って、些か信憑性に欠けますが、政府の、 「福島第一原子力発電所事故」も証拠として抑えました。

この表は、「4号炉に核燃料は無い。」と言う、政府・保安院・東電の証拠として抑えました。

以上3枚の遠赤外線画像は、3月23日に撮影されました。

4号機に注目して下さい。核燃料が無い筈の原子炉格納容器の方が、核燃料が有る使用済み核燃料プールよりも高温だという矛盾?

4号炉が健在であることは、この動画で判ります。黄色の物体が4号原子炉格納容器

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