Google、「Chrome」のベータ版「14」と開発版「15」をそれぞれ更新

米国 Google は2011年8月15日、ベータ版 Web ブラウザ「Chrome 14」をアップデートし、バージョン「14.0.835.94」とした。安定性向上につながる多くの修正を施したという。Windows 版、Mac OS X 版、Linux 版のほか、米国 Microsoft の「Internet Explorer（IE）」に Chrome の各種機能を付加する IE 用プラグイン「Chrome Frame」を提供する。

また、8月16日に開発版「Chrome 15」の Mac OS X 版と Linux 版、Chrome Frame をバージョン「15.0.854.0」にアップデートした。Windows 版はすでに同バージョンになっており、近いうちにアップデートする予定。

Chrome 15.0.854.0 は、JavaScript エンジン「V8」をバージョン「3.5.5.0」にアップデートしたほか、強制インストールされた拡張機能の削除に関する問題の修正と、安定性向上につながる修正を行った。なお、Linux 版にはタブを閉じられないという問題が残っている。

現在 Google が提供しているそのほかの Chrome は、安定版のバージョン13。

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