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さよなら旧矢島駅舎 鳥海山ろく線、解体控えお別れ会
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国鉄矢島線開業翌年の1938年に建てられた旧矢島駅舎(由利本荘市矢島町)が、老朽化に伴い9月上旬までに解体される。同線を引き継いだ由利高原鉄道・鳥海山ろく線(羽後本荘−矢島)の矢島駅が完成する2000年まで62年間にわたり地域の玄関として親しまれ、その後は倉庫として利用されてきた。
解体工事を前に、19日には旧駅舎内でお別れ会が開かれ、地元住民や鉄道愛好者、同鉄道社員ら約30人が思い出話に花を咲かせた。
旧駅舎は、木造平屋約250平方メートル。矢島線開業時は羽後本荘駅から前郷駅までだった線路が延伸されたのに伴い、羽後矢島駅の名称で新設された。同鉄道が矢島線を引き継いだ85年に矢島駅に名称を変更。老朽化に伴い2000年、隣接地に現在の矢島駅舎が建てられた。旧駅舎は梁(はり)や柱に丸太材が使われているのが特徴で、「当時としては珍しかったようだ」(同鉄道)という。
(2011/08/22 11:23 更新)
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